01:New Balance×BEAUTY&YOUTH|NB×BY ML725WR1

¥14,850/ニューバランス×ビューティアンドユース(ビューティアンドユース 丸の内店)TEL:03-6212-1500


「ニューバランス725は2000年代のランニングシューズに着想を得た新しい品番。インラインのグレーモデルには、スティーブ・ジョブズが履いていそうなギークなムードが漂っています。ビューティ&ユースの別注は、そんないなたいスニーカーをクリーンなカラーリングでシティスタイルにアレンジしている点が秀逸。アクを抜いてサラッとさせたファッションスニーカーは、取り入れやすいのではないでしょうか?」(小澤)


スニーカーシーンで人気の2000年代スタイルを、ホワイトとNBらしいライトグレーでブラッシュアップ。トレンドカラーのケリーグリーンとゴールドをあしらって、プレッピーなムードをプラスした。上品な仕上がりはビューティアンドユースの真骨頂。



02:SAYE|MODELO’89

¥28,600/BIOTOP TEL:0120-298-133


「時代の流れから生まれてきたヴィーガンシューズブランドが、ヨーロッパで根付きはじめています。ヴェジャに続く可能性を感じるのが、このセイです。フラッグシップモデルとなっているモデロ’89は、僕が大好きな80’sのスニーカーがベースだと思いますが、このナチュラルカラーはとにかく配色がいい。このタイプはスニーカーファンに向けてというよりも、ファッションが好きな人に響くモデル。彼らにとっては万能で、スタンダードになりつつある気がします」(小澤)


バイオベース素材やリサイクル素材にこだわるのはもちろん、製造工程も開示してものづくりを進めるセイ。環境問題への取り組みとして、スニーカーが1足売れるごとに2本の木を植樹する活動も行っている。ホワイトベースの展開もおしゃれ好きに支持される理由。



03:MBT|SPORT 1 WHITE

¥22,000/トレンドジャパン TEL:03-6804-2061


「履いて健康になる靴がファッション分野に登場したのは、MBTが最初だったのではないかと思います。10年くらい前にロッカーソールのサンダルを見たときは不思議な感覚でしたが、今やランニングシューズの常識。ホカなどが取り入れて巷にも普及しました。ファッションのハズしとして取り入れるなら、MBTくらい振り切ってしまうのがいいと思います。そういう視点で選ぶなら定番『SPORT 1』の白が最高。ミニマルなファッションに大胆に合わせるのがおすすめです」(小澤)


MBTはマサイ族の裸足(MBTは“Masai Barefoot Technology”の頭文字)からインスピレーションを受けて、1996年にスイスで始動したシューズブランド。履くだけで姿勢とバランスを改善し、リカバリーにも有効ということでヒットし、知名度を上げた。ファットなフォルムが今どきなSPORT 1は、あえての白が使いやすい。



04:AUTRY|MEDALIST LOW

¥31,900/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120-137-007


「SNSで一昨年、オートリーというブランドの存在を知りました。1980年代に人気を博して90年代以降は休止していましたが、メゾン出身の敏腕経営者が加わって2019年に再始動したそうです。今年から日本に上陸するというので実物を見たら、ゴートレザーの素材感が本当によくて。ラグジュアリーな製造工程に80’sの軽い要素をうまく融合しているあたりが実に巧み。ソールの日焼けしたような加工、USA国旗のブランドタグのあしらい方なども僕が惹かれるポイントです」(小澤)


オートリーは1982年にテキサス州ダラスでスタート。1985年に発売された「メダリスト」はブランドのアイコンモデルだ。復活後のアップデート版は、洗い加工を施したヤギ革を使用して、本革ライナーで贅沢に仕上げられている。再始動後はアメリカだけでなく、ヨーロッパでも注目される存在に。



05:Reebok×BEAUTY&YOUTH | CLUB-C LTR

¥13,200/ビューティアンドユース 丸の内店 TEL:03-6212-1500


「リーボックはロゴのフォントが初期のアップル社と同じということを数年前に知って、以前よりも愛着を感じるようになりました。中でもクラブシーは、休日靴として愛用しているモデル。レザーがやわらかくて足入れがよいのも、つい選んでしまう理由です。シンプルなクラブシーは別注やコラボだとつい盛られがちなんですが、ビューティ&ユースはその逆で、いろいろな要素を削っているところに惹かれました。OGよりもさらに大人っぽく履けそう」(小澤)


人気のクラブシーのオリジナルデザインはそのまま、アッパーを上質なレザーにして、全体をモノトーンで仕上げた別注。ホワイトをベースに、ヒールパートにはチャコールグレー、ロゴや国旗はモノトーンで統一して、洗練された上品なスニーカーに。



06:K・SWISS|CLASSIC 88 VTG

¥12,100/ケー・スイスカスタマーセンター TEL:0120-152-592


「1980年代後期にブレイクしたクラシック88をヴィンテージ仕様にした新作です。グリーン、ネイビーのストライプを見てレトロなアメリカントラッドの雰囲気を感じました。この春のトレンドのひとつがプレッピー。テニスシューズはプレッピースタイル向きではありますが、このラルフローレン的な配色は得難いですよね。ヴィンテージ調のマットなレザーにも落ち着きがあって、選択肢のひとつに加えたいと思いました」(小澤)


アッパーの5ストライプスでおなじみ、登山靴からヒントを得たスリー・ピース・トウやDリングがアイコニックなケー・スイスのクラシックシリーズ。経年変化を表現したオフホワイトのアッパーやラバーアウトソールも今っぽい。クッション性・通気性・耐久性に優れた“Ortholite”インソールのコンフォートな履き心地も魅力。



07:Mizuno|WAVE RIDER 10

¥17,600/ミズノお客様相談センター TEL:0120-320-799


「スエード、メッシュ、パテントレザーと素材のレイヤーはもちろん、デザインも複雑なウエーブライダー10はつい見入ってしまうスニーカーのひとつ。2000年代のハイテクな面影を残しながら、トーナルカラーでモダンに仕上げるという復刻モデルも、いよいよ登場してきました。このオフホワイトに近いベージュは、真っ白が苦手というUOMO世代にとって鉄板で、ミズノのこのシリーズは“あえて”なおしゃれ感も盛れる気がします」(小澤)


1997年にスタートしたミズノのハイテクスニーカーシリーズ、ウエーブライダーの10代目。2006年に発売されたオリジナルのディテールを忠実に再現し、モダンなカラーリング&プレミアムな素材のコンビネーションでコーディネートしやすい大人の一足に。



小澤匡行

「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。スニーカー好きが高じて『東京スニーカー史』(立東舎)、『1995年のエア マックス』(中公新書ラクレ)を上梓。靴のサイズは28.5㎝。



Lead text:Tetsu Takasuka