“Classic Leather Memory Of”
カラー:ブラック、ホワイト
価格:¥40,700



これぞ、モードな大人の「リーボック」。


ジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターを務める「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」とスポーツブランドの「Reebok(リーボック)」との、2020年から継続するチームアップが今春夏も結実。


定番人気を誇る「リーボック」のスニーカー「Classic Leather(クラシックレザー)」 と「Club C(クラブ シー)」を、ジョン・ガリアーノならではのデザインアプローチである「Memory Of(メモリー オブ)」で刷新した2型の新作スニーカーが3月25日(金)に発売される。



この「メモリー オブ」とは、服やアクセサリーを解体し、慣れ親しんだ要素の記憶を呼び起こすファッションデザイン上のテクニック。解体過程を凝視するフィルターは、記憶を可視化するかのようなステッチや輪郭として生かされ、幻想的で具象的なコードを引き出す。


一見に如かず。今回リリースされる2型の内の1つ「Classic Leather Memory Of(クラシックレザー メモリー オブ)」のアッパーをチェックすると、オリジナルのディテールとシルエットを想起させるトロンプルイユのような手法が見て取れるはずだ。



また、通常隠されているフェルトのライニングが表面に現れ、かかと部分を支えるパーツが取り除かれ、ノッチとヒールキャップが露わになり、スニーカーの基本構造がそのままデザインとして昇華。


これも、ジョン・ガリアーノならではのデザインアプローチである「デコルティケ」カットと呼ばれる手法。表面の一部が切り取られ、核となる構造を明らかにする手法は、「メゾン マルジェラ」ファンにはお馴染みだろう。



「リーボック」のアイコニックな意匠も本作では影をひそめる。アッパーに施されているはずのシンボルである「クロスチェック」もラフに取り除かれ、かつてのステッチ跡だったパンチホールが露出している。


チームアップの象徴は、上下でカットした「Reebok」のネームタグと、その下に敷かれた「Maison Margiela」のネームタグのみ。そぎ落とされたミニマルデザインが潔い。ホワイトとブラックの色展開。



“Club C Memory Of”
カラー:ブラック、ホワイト
価格:¥40,700



同じく「メモリー オブ」を注入したもう1型、「Club C Memory Of(クラブ シー メモリー オブ)」もチェックしてみよう。「クラブ シー」も「リーボック」の名作スニーカーだが、2型ともに意匠をそぎ落としたデザインのため、違いがわかりにくいかもしれない。


丸みを帯びたトゥが「クラシックレザー」、平面ソールが「クラブ シー」と憶えると判別しやすい。



この「クラブ シー メモリー オブ」も、ヒールタブ・クロスチェック・アイレットタブといったレザーパーツを未完成風に仕上げたデザインだ。


靴職人の作業工程を示す銀色のペン跡がそのままデザインディテールとして描かれ、「デコルティケ」カットによって内部構造が露出。シュータンに注目すると、先の「クラシックレザー メモリー オブ」と同様に、上下に断たれた「Reebok」のネームタグが「Maison Margiela」のネームタグの上に重ねられている。



※参考(2020年2月)



ちなみに、「メゾン マルジェラ × リーボック」のコラボ遍歴を振り返ってみると、初披露は2020年1月。パリで開催された「メゾン マルジェラ」2020年春夏アーティザナルコレクションの会場だった。


日本伝統の足袋に着想を得た「メゾン マルジェラ」が誇るデザインシューズの「Tabi(タビ)」と、90年代ハイテクスニーカーの筆頭である「Instapump Fury(インスタポンプ フューリー)」が融合したハイブリッドスニーカーが、ホワイトとブラックをまとって登場。


その衝撃が冷めぬうち、翌月に催された2020年秋冬コレクションでは「インスタポンプ フューリー」のアイコニックカラーであるイエロー×ブラック×レッドとブルー×ブラック×ホワイトも登場。同年9月に4色が世界発売された。



※参考(左上から順に、2021年1月、2021年2月、2021年3月、2021年4月、2021年6月、2022年1月)



翌年には第2弾として、「リーボック」の「クラシックレザー」をベースにした「クラシックレザー タビ ビアンケット」(2021年1月)が発売。翌月には同モデルにてモノトーンの新色(2021年2月)が発売されている。


その後も、トロンプルイユプリントの「クラブ△シー メゾン マルジェラ」(2021年3月)、「タビ インスタポンプ フューリー」(2021年4月)、骨組みのようなフォルムの「クラシックレザー タビ ハイ」(2021年6月)、直近では新春発売の「クラシックレザー タビ デコルティケ ロー」(2022年1月)など、世界中のスニーカーフリークが争奪戦を繰り広げる鬼コラボとして不動の地位を築いている。



これら過去作と比べると、最新作の「メモリー オブ」のトゥは「タビ」の形状でもなく、抑え気味のデザインが魅力の大人向けスニーカーと言えるだろう。


2モデルそれぞれホワイトとブラックの2色展開で、価格は各40,700円(税込)也。



文字通り、オリジナルに想いを馳せる「メモリー オブ」のクリエイティブでマッシュアップした「メゾン マルジェラ × リーボック」は、着用する者に個性の余白を残したデザイン。モード好きが夜通し語り尽くしても飽き足らない魅力と哲学に満ちている。


販売店舗は両ブランドの公式オンラインのほか、伊勢丹三越オンラインストア、阪急オンラインストア、一部セレクトショップなど。3月25日の発売日は、早朝からオンラインを中心にチェックしよう。




Maison Margiela x Reebok
“Classic Leather Memory Of” + “Club C Memory Of”
発売日:2022年3月25日(金)
販売店舗:両ブランドの公式オンラインサイト、伊勢丹三越オンラインストア、阪急オンラインストア、一部セレクトショップ
問い合わせ先:マルジェラ ジャパン クライアントサービス
TEL:0800-000-0261

maisonmargiela.com
reebok.jp

Text: Takafumi Hojoh