VANS|Half Cab Decon
履き口のパッドを排したスリムシルエット
「ヴァンズの人に聞いたところ、パリ2024オリンピック以降、『ハーフキャブ』の売れ行きが伸びているそうです。僕のまわりにも最近、履いている人が増えていて、ちょっと気になっていました。そんな折、かなりの変化球ではありますが、デコンストラクト仕様の『ハーフキャブデーコン』が発売されました。
アンクル部分にパッドのない軽快な一足にすることで、ライフスタイルシューズとしての親和性も高くなっています。もともとハーフキャブはアンクルパッドと絶妙な高さのバランスが魅力で、僕も含めてそこが好きという人は多い。スケートをやるわけじゃないけれど、愛用していた時期があるので、履き口が薄いデザインは正直どうなんだろう? と初見は思いましたが、このシャープなフォルムもなかなかよいです。
実際に見ると、とても洗練されていて、昨年春のジョウンド(JJJJound)とのコラボレーションモデルを思い出しました。ジョウンドコラボはヒールサイドのパッチがなかったこともあり、もっとアノニマスなムードでしたが、『ハーフキャブデーコン』は、サイドとタンにパッチが縫い付けられていてクラシックな名残があります。しかもネイビーのいいスニーカーって、意外とないので、“スタイリッシュに履けるヴァンズ”という提案として成功していますよね」(小澤)
「ハーフキャブ」は1992年にスティーブ・キャバレロが、当時のストリートスケートのカルチャーを反映してリリースした2ndシグネチャーシューズ。ヴァンズの名品群の一角を成すこのモデルを再構築し、スケート以外のシーンでも活躍する理想的なシューズとしてデザイン。パッドを排除したスリムなシルエットに深みのあるネイビーのスエードアッパーが大人っぽい。
ヴァンズ・ジャパン カスタマーサポート TEL:0120-994-250
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。