2025.07.13
最終更新日:2025.07.13

「コペンハーゲンマラソン」にみる日本とは違うランニングカルチャー【コペンハーゲンの豊かすぎるウェルビーイングルポ #08】

滞在中に開催されたデンマーク最大のコペンハーゲンマラソン。約2万人のランナーが参加し、街がウェルネス一色に染まってもいい意味で「特別な一日」と感じさせない、自然な雰囲気が漂っていた。

北欧ムードに染まった、“ヒュッゲ”なフルマラソン

取材最終日は、街の中心部がコースになるコペンハーゲンマラソン。生活の延長線として走る文化が根づいているランナーの温かな雰囲気が、歴史のある建造物や緑あふれる公園に溶け込んでいた。完走率が高いことで有名らしいが、それは手厚いサポート、そして手作りのサインボードや沿道の家族連れからの声援など、北欧ならではの“ヒュッゲ”な応援がランナーの背中を押してくれるからだろう。コンパクトな街に約2万人ものランナーが押し寄せても騒々しさを感じない、日本とは違うランニングカルチャーがあった。

フェレパーケン公園

スタート地点は市内最大のフェレパーケン公園。大きな広場に約2万人のランナーが集まった。

成熟したランニング文化が都市と調和している

高層ビルがなく、街全体がレトロで整っているからこそ、成熟したランニング文化が都市と調和している感覚が新鮮だった。

滞在中のホテル内から見た風景

滞在中のホテル内から見た風景。特に規制がなくても沿道のマナーには規律があった。観る側にもラン文化が根づいているのだろう。

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