パリの名店「ディスタンス」とNIKEの協業で行われたランニングイベントに密着。アスリートとストリートの距離を縮めるカルチャーが、コペンには育っている。
住宅街の真ん中でタイムトライアル
パリのマレ地区にある「ディスタンス」は、世界で最も高感度なランニング専門ショップ。そのコペンハーゲン店がNIKEのサポートのもと、イベントを開催したので取材してみた。住宅街の道路を400mの陸上トラックに見立て、1周ごとに2名が脱落していくサバイバルレース。聞くと元オリンピック選手なども招待されていて、街のランニング猛者とのしのぎ合いが盛り上がった。「ディスタンス」主催ゆえ、参加者は皆おしゃれランナー。街中を(半ば強引に)走るローカルな発想と、白熱したレース展開のミックス感が心地よかった。

レースの前にルールの説明がラフに行われていたが、参加アスリートたちの表情はシリアス。

一回のレースが約400mなので、スプリント力と駆け引きが問われる。

静かで文化的に成熟した住宅街・フレデリクスベア地区にディスタンスはある。ソリッドなランニングウェアに身を包んだ30名ほどのランナーたちが集まった。

レース後に讃え合うランナーたち。

ディスタンスのオーナー、ギヨームはランニングと大人のストリートカルチャーを結びつけた、影響力のあるクリエイターだ。

NIKEのサポートがイベントに華を添えた。