2026.06.12
最終更新日:2026.06.12

【甲乙つけがたい日用品連載】ウォーターボトル|マイボトルの最適解は、飲み物次第なのかもしれない。

スタイリストの池田尚輝がセレクトした、それぞれによさがあり二者択一では決めきることができない珠玉の日用品。甲乙つけがたい魅力を語り、逡巡する。

第三回|ウォーターボトル

出先でペットボトル飲料を買うより、ウォーターボトルを持ち歩く生活がいい。では、軽くて大容量のプラスチックボトルと保温・保冷性があるステンレスボトル、どちらを選ぶか。

(右)nalgene「細口1.0L Tritan Renew」/(左)MiiR「Climate+ 20oz Wide Mouth Bottle」

(右)nalgene「細口1.0L Tritan Renew」/(左)MiiR「Climate+ 20oz Wide Mouth Bottle」
(右)環境に優しい「飽和ポリエステル樹脂」を採用し、丈夫で軽いのが特徴。ボトルに入れられる温度はマイナス20度~100度。独自開発のキャップは気密性が高く、かつパッキンがない仕様で洗いやすい。¥2,860/ナルゲン(ハイマウント) (左)容量はペットボトル1本分くらいが入る591mL。真空断熱構造によってステンレススチールの使用量を削減し、保温と保冷の機能を備えつつも軽量。ボトル内部は、金属のニオイの移りを防止する仕上げでおいしくドリンクを飲める。¥7,260/MiiR(カリマーインターナショナル)

マイボトルの最適解は、
飲み物次第なのかもしれない。

20年ほど前、アメリカに住んでいたときに「水筒カルチャー」を目の当たりにし、マイボトルを携帯するようになりました。誰もが公園で水をくめて、オフィスでおのおののボトルを片手にしている風景を素直にいいと思ったし、もちろんエコ視点でも推奨できます。

いろいろと試した中で常温用は「ナルゲン」、保温・保冷用は「MiiR」がベスト。どちらにも削ぎ落とされた用の美を感じています。ペットボトルのように飲み口が小さいナルゲンの「細口タイプ」は車内などでもこぼす心配がなく、キャップの紛失を防ぐループは軍モノの水筒と同じ仕様。1.1Lの容量が目盛り入りでわかりやすく、一日にとるべき水分量も意識できます。一方でMiiRは、愛飲しているハーブティーを夏ならキンキン、冬には熱々でいただくための断熱ボトル。軽くてたっぷり入ることよりも保温・保冷性が大切です。真空構造が特徴で、蓋の密閉性も高くて一度も漏れたことがない。飾り気のないシンプルさも質実剛健な印象で好きですね。ナルゲンとMiiR…甲乙つけがたいので、両方持って出かけるのがいいと思います。(談)

池田尚輝

雑誌からブランドルックまで幅広く活躍。ヤエカのセレクト部門「リンドリー」の監修にも携わる。

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