2022.12.23

【大人のベストバイ】プラダのフーデッドジャケット、グラフペーパーのGジャン…  2022年にエディターが「買ってよかった」5選 #02

ファッションからコスメ、ガジェットまで、UOMO編集部員が実際に愛用する名品を毎日1つずつ紹介する「エディター私物」。2022年に本当に買ってよかったお買い物を振り返る。

UOMO編集長 池田の場合


01:CLAYMORE のFAN V600+

【大人のベストバイ】プラダのフーデッドジの画像_1
秋はキャンプの季節とはいえ、まだ9月や10月はのテントの中は意外と暑い。特に朝。6時過ぎに日が昇って、7時を回るとテント内は蒸し蒸しし始める。前の晩は大体酒を飲みすぎているから、「自然に囲まれた爽やかな朝」とはほど遠い。 そんな状況を少しでも改善するために手に入れたのが、このポータブル扇風機/サーキュレーターだ。色は絶妙に洒落感のあるマットな「ウォームグレー」。手持ちにしたり、フックに引っ掛けたりして使える可動式のハンドルのほか、着脱可能な三脚が付く。風量は4段階に調節でき、タイマーも内蔵。充電はUSB-Cで1泊2日のキャンプであればバッテリー容量は十分。 普段は自宅でサーキュレーターとしても使っているけど、見た目がいいのでインテリアの邪魔にならない。エアコンが効かないネオクラ車オーナーにもおすすめです。



02:Patagonia PROVISIONSのマフィアバッグ・アップサイクル・エプロン

【大人のベストバイ】プラダのフーデッドジの画像_2
「食べることを通じて社会との向き合い方を考える」パタゴニアの食品部門、「パタゴニア プロビジョンズ」のオンラインストアで見つけたエプロン。 アップサイクル素材でおなじみの「マフィアバッグ」とのコラボで、これも古いヨットの帆やクライミングロープ、着古したパタゴニアのジャケットなどを再利用。100%アップサイクルなのですべて1点もので、色や素材の組み合わせは商品が到着するまでわからないのがちょっと不安だったけど、希望どおりのポップなカラーリングだったので大満足。リアルショップでも販売しているので、心配な人はそちらで買うことを推奨します。 ちなみに自分は、兄弟アイテムの「マフィア・エブリデイ・トート」も愛用中。それにしても、気に入ったエプロンで料理すると料理の腕もレベルアップする気が。気のせいか。でも料理へのモチベーションが爆上がりするのは間違いない。



03:Graphpaperのデニムジャケット

【大人のベストバイ】プラダのフーデッドジの画像_3
45年の人生で、Gジャンを2度買った。1度目は1994年、高校2年生の時。リーバイスの復刻版のGジャンが学校でちょっと流行っていて、秋の修学旅行で着る一張羅として1stを購入。確か胸ポケットのフラップがないバージョンで、値段は16,000円と、当時のフツーの高校生が買う服としてはかなり高額。アメ村で買った。お金は親に出してもらったけど、説得するのに相当苦労した記憶がある。高校は服装に寛容だったので、学ランは着ずに制服のパンツにGジャンを合わせて、レッドウイングを履いて通学していた。 で、2度目はそれから28年が経った今年。今回紹介するグラフペーパーの新作デニムジャケットだ。3rdをベースにしたデザインだけどかなりオーバーサイズに作ってあり、着るとむしろカバーオール風。展示会で、ディレクターの南くんがこだわりを熱弁してくれたこともあり、いい感じに色落ちしたウォッシュドタイプを選んでみた。これを着て、昔の仲間と人生2度目の修学旅行に行くのが目標です。



04:PRADAのRE-NYLON フーデッドジャケット

【大人のベストバイ】プラダのフーデッドジの画像_4
ドーバーストリートマーケット ロンドン(DSML)の海外オンラインストアで購入。まず何がいいって、この色。プラダのブラックのナイロンは、服はすごくカッコいいのに自分が着るとなんだかしっくりこない(自分のせい)。でもブルーなら似合う(はずだとスマホの画面を見て思った)。しかもかなりレアな色だというのも高ポイント。 次にいいなと思ったのが、ワークウェアをほうふつとさせる白いステッチとカンガルーポケット。ナイロンジャケットってソリッドな印象があるから意外と合わせる服を選ぶけど、このデザインならカジュアルに着るのも難しくなさそうだ。 そして最後の決め手となったのが、サイズ。46、48、50の3サイズ展開だったのだが、50の在庫がラストワン! …気づけばポチっておりましたとさ。



05:Loro Piana featuring Hiroshi Fujiwaraのカシミヤマフラー

【大人のベストバイ】プラダのフーデッドジの画像_5
本誌でもたびたび紹介している藤原ヒロシさんとロロ・ピアーナのスペシャルコラボ。これはファースト・コレクションから購入したカシミヤ100%のマフラーだ。 マフラーって気に入って買ったもののすぐに存在を忘れてしまい、そのままクローゼットの「忘却エリア」 で塩漬けにされることが多かったけど、これは別。本当に月並みで申し訳ないのですが、「極上の肌触り」とはこういうことなのか。鼻の下まで隠れるように巻き付けて、マスク越しではあるけどとろけるようなやわらかさと香り(?)を堪能していました。 今年の冬は、マスク無しで最高の素材感を味わえるといいけど。



Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Masashi Sho

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