アウトドア用のチェアは座面が低いロースタイルが主流。しかし、長時間座っていると腰が痛くなるため、実は大人には不向きだったりする。そこでおすすめしたいのが、Ballistics(バリスティクス)が手掛ける「ROCKING ROVER」だ。

ミリタリーチェアの名品ローバーチェアにロッキング機能を追加

ローバーチェアとは、英国軍で採用されていたランドローバーの車載装備として使われていた折りたたみチェアの通称。デザイン性の高さと使い勝手の良さからビンテージ市場では人気が高騰し、最近では各社からレプリカが発売されているほど人気の品だ。

そのローバーチェアをベースに、ロッキング機能を追加したのが「ROCKING ROVER」。アウトドアシーンで絶大な人気を誇るバリスティクスが手掛けた新作で、1970年代のアメリカ製ロッキングチェアをもとに、ローバーチェアの意匠を載せて再設計したものだ。

折りたためるロッキングチェアというコンセプトなので、持ち運びや収納には困らない。フレーム部分はアルミ製のため、重量は約3.65kgと軽量。収納時のサイズは約縦90×横56×幅14cmとややかさばるが、狭いトランクルームでも収納は可能だ。

前後のゆれは、昼寝や焚き火に快適

座面の高さは約36cmなので、ロースタイルとハイスタイルのちょうど中間といった位置づけ。ロッキングチェアなので、リラックスした姿勢での座り心地は快適そのもので、当然のことながら、揺れること自体が楽しい。尻を少し前にずらして座ると、頭をヘッドレストにもたらせることも可能なので、焚き火を眺めながらうたた寝もできてしまう。

また、焚き火の薪をくべたり、ご飯を食べるときなどは体を少し起こすだけで前傾姿勢をキープできる。これが思いのほか便利。長時間の着座で固まりがちな腰回りへの負担も少ないので、腰痛持ちの大人にもぴったりというわけだ。

ディテールへのこだわりも抜かりない。アーム部分にはホワイトアッシュの木材を使っているので、使っていくほどにエイジングが楽しめる。フレームカラーは写真のODのほか、COYOTEとシルバー(無塗装)の3種類から選べる。COYOTEは座面にコーデュラナイロンを使用し、ODとシルバーはポリ帆布となっている。

アウトドアはもちろん、自宅のリビングにも置きたくなる折りたたみロッキングチェア。初回ロットが売り切れ間近なので、気になる人は早めにチェックしてみよう。





Ballistics
ROCKING ROVER
価格:OD、COYOTE ¥45,000(税別)
シルバー ¥39,800(税抜)
https://www.ballistics.jp/

Photographer:Eigo Shimojo
Text:Tadayuki Matsui