選択肢の多いメガネだが、紳士服を着るなら久しぶりにクラシックな黒縁にかけ替えたい。ボリュームやサイズにこだわることで、ドレスアップとドレスダウンを思いのままに。
JACQUES MARIE MAGE

フランス生まれのデザイナーが手がけるジャック・マリー・マージュに注目。中でも「GODARD」は、映画監督ジャン=リュック・ゴダールにインスパイアされた一本で、つり上がったブロウラインが特徴。’60年代風のアーティスティックなデザインを、今あえて選ぶと知的だ。
AHLEM

バウハウスのデザインに影響を受けるアーレムの「Les Halles」は直線的なキャットアイのデザインで存在感が抜群。フレームの上部はポリッシュ仕上げで、下部はマット仕上げという質感のコントラストも印象的。スタイリングのブラッシュアップとして活躍すること間違いなし。
SNEAK PEEK

福井県鯖江市に工房を構え、2024年に始動した新進気鋭のスニークピーク。「The End」は、伝説的なバンドであるThe Doorsの同名の楽曲からインスピレーションを受けたモデル。フレーム上部にボリュームを出しながら角度を切り替えたことで、目元を強調してくれるエッジのきいたデザインだ。
SAUVAGE

紗羅マリー氏がディレクターを務めるサバージュ。フランスのお菓子からインスパイアされたコレクションの中でも「Citron」は縦幅がぐっと狭いオーバルシェイプで、ややキャットアイ。顔まわりが華やぐし、目尻のアーチラインが下がった仕上げで顔馴染みもキープ。