2026.09.17
最終更新日:2026.09.17

【おしゃれな大人が着る「黒い服」】映画監督・竹林 亮「社会性があって信頼感も得られるとても大事な色」

ものづくりや表現と向き合う5人の男に「黒い服」への思いや、普段どう着こなしているかをインタビュー。彼らの日常に寄り添う、モードでもマスキュリンでもない「黒」の取り入れ方から、自分らしく装うためのヒントが見えてきた。

映画監督・竹林 亮「社会性があって信頼感も得られるとても大事な色」

竹林 亮
ジャケット¥66,000・ジーンズ¥49,500/サルト タートルネック¥19,800/ドレス(にしのや) メガネ/本人私物

とある中学校の2年6組に密着した『14歳の栞』や、児童養護施設の日常をとらえた『大きな家』など、ドキュメンタリー作品で新境地を切り開いた竹林監督。

「ドキュメンタリーの現場では、主張の強い服だといろいろ支障が出るので、存在感を消しつつ、完全な無にはならないマイルドな服装を考えています。被写体から信頼されることも大事だし、現場スタッフとの差別化も踏まえ、監督としてちょうどいい見え方を考えた結果、黒いパンツをベースにしたスタイルに行き着きました。繊細な10代の子どもたちを撮影するときは、保守的で遊び心のない大人と思われず、少し憧れをもってもらえるようなムードを意識して、エンジニアド ガーメンツの柄シャツに黒のスラックスといった服を選ぶことも。一方で、海外で長期撮影をするときはシルエットがきれいですぐに乾く黒いパンツと、紺、白、グレーといったベーシックな色のオックスフォードシャツの無限ループ。社会性がとても重要な仕事だから、信頼を得るうえでも黒い服は欠かせません。それに黒は飽きることなく、ずっと着られる安心感がありますよね。最近はイージーケアでカッコいい黒を、チャットGPTにも聞いて探してますよ(笑)」

「猫背で細身の体型がいい感じに隠れる、すこしゆったりしたシルエットが好み。ブラックデニムのセットアップは体型カバーという点では理想的ですね。プライベートではデニムもはきますが、乾きにくいので仕事にはあまり向かないんです(笑)」

映画監督
竹林 亮

1984年神奈川県生まれ。CM監督としてキャリアをスタートし、ドキュメンタリー映画で注目を集める。8月28日から透明人間の末娘と旅に出る家族を描いた映画『見えない娘』が全国公開。

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