2023.10.07

大人の空の旅にぴったりな「気負わない服と小物」7選【40歳と向き合う服】

余裕を感じるセレクトで、長時間のフライトを楽しむ。

大人の空の旅にぴったりな「気負わない服との画像_1

コロナも落ち着いて行動制限もなくなり、国内や海外への出張頻度も高まってきた。久しぶりの飛行機によるトラベルをポジティブに楽しむために、機内装備を見直したいところ。30代の頃は「大は小を兼ねる」マインドが強くて、ファッションも何かとオーバースペックを好みがちだったが、いろいろなことが見えてきた40歳が目指すべき着地点は「ちょうどよさ」。そのほうが無駄がないし、大人の余裕を感じる。つまり空の旅は、気負わないのがスマートなのだ。

フーディニのTシャツ

必要なものを整理してみる。まず大切なのは、寒さ対策だ。年を追うごとに冷えを感じやすくなり、肌に触れる素材には気を遣う。フーディニのTシャツは素肌に着てもチクチクしないウール素材。取り回しのよいラグランスリーブは機内の狭い空間でもストレスフリー。長時間の睡眠もぐっすりだ。

ロングスリーブTシャツ¥31,900/フーディニ(フルマークス カスタマーサービス) パンツ¥27,500/コンテンポ(ヤエカ ホーム ストア) その他/スタイリスト私物


リーディンググラス

そして暗がりで読むスマホやタブレット、座席のモニターとのピントを合わせるリーディンググラスも必要な年齢になってきた。パリ発のイジピジはフォルムもモダンでかけ心地も軽く、価格もお手頃だ。

リーディンググラス¥6,600/イジピジ(イデアポート) ニット¥132,000/ヘリル(にしのや)


ルメールのラウンジパンツ

ルメールのラウンジパンツは機内およびホテルで寛ぐために。着脱が楽なイージーパンツだけど、上品な見た目で、到着後の税関まではいていられる。

パンツ¥184,800/ルメール(エドストローム オフィス)


シルクのストール

肌寒いときに即効性があるのは、首まわりを温めること。ここはウールよりも肌触りのよいシルクのストールがベターだ。少し大判を選べば、ブランケット代わりにもなる。

ストール¥52,800/ドゥニ コロン ライフスタイル(ビー・アール・ショップ)


ストーンアイランドのマウンテンパーカ

機内だけでなく、旅先の防寒や雨対策にも使えるストーンアイランドのマウンテンパーカは、スーツケースに収納せず、機内に持ち込むべき。シワを気にしなくてもいい。

ジャケット¥190,300/ストーンアイランド(ストーンアイランドジャパン)


ヴォッカディナビアのミュール

機内で履く靴もあるといい。カジュアルなスリッパだと、ちょっとだらしなく見えてしまうので、ここは上質なレザースリッパを。職人のハンドメイドによるヴォッカディナビアのミュールは、程よい高さのヒールがあるから、トイレにもそのまま行けるのがポイント。ルメールのパンツと同様に、旅先のホテルでの室内靴としても使える。

スリッパ¥38,280/ヴォッカディナビア(インターナショナルギャラリー ビームス) ソックス/スタイリスト私物


イーラのサコッシュ

さて、いつでも取り出せて、肌身離さず持ち歩きたいアイテムはコンパクトにまとめておきたい。チケットやパスポート、あとはイヤホンや先ほどのリーディンググラス。入国審査カウンターで提出する書類に記入するためのペンなどもそう。そうした細かいあれこれを収納するバッグは、イーラのサコッシュがセキュリティ的にも安心。アウトドア系を選びがちなところ、40歳ならスリッパと同じくレザーを選びたい。乾燥しがちな唇ケアのリップも忘れずに。

サコッシュ¥20,900/イーラ(ドアノック)


キャビンアテンダント

そうした身だしなみのよさ、旅慣れした佇まいに、美しいキャビンアテンダントはきっと気づいてくれる。ニッコリとほほ笑みながら「どうぞ快適な空の旅を♡」なんて話しかけられたらな。




Photos:Teruo Horikoshi[TRON]
Hair&Make-up:Yosuke Toyoda[Rooster]
Stylist:Masashi Sho
Models:Hideki Asahina  Pyote
Composition&Text:Masayuki Ozawa[MANUSKRIPT]

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