2026.08.19
最終更新日:2026.08.19

サヴィル・ロウ仕込みの「セッチュウ」が「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」でポップアップを開催中【SETCHU】

サヴィル・ロウ仕込みの「セッチュウ」が「の画像_1

SETCHU(セッチュウ)が、2026年8月6日からドーバー ストリート マーケット ギンザの4階で、2026年秋冬コレクションを展開するポップアップスペースを開催している。会期は10月20日までと長く、都心で最新コレクションをまとめて試せる貴重な機会となる。会場では最新シーズンのアイテムを実際に手に取り、袖を通して確認できる。

グリーンランドで出会った衣服文化を出発点にした秋冬コレクション

サヴィル・ロウ仕込みの「セッチュウ」が「の画像_2

今シーズンのテーマは、デザイナーの桑田悟史がグリーンランドを訪れた際に目にした衣服文化である。極限の環境で生き延びるために組み上げられた合理的な衣服の構造を出発点とし、そこにテーラリングと手仕事を重ねることで、折り紙のような構造や立体的なパターンへと昇華させている。生存という必然から生まれたかたちが、SETCHUの手を経て都市で着られる服に置き換わっていく。機能性と造形美が同じ一着のなかで両立するという、このブランドが得意とする芯の部分がはっきり出たシーズンだ。

サヴィル・ロウ仕込みの「セッチュウ」が「の画像_3

会場の設計にも遊びがある。什器は桑田のライフワークである釣りから着想を得たもので、船の帆をイメージしたオリジナルだ。服だけを並べるのではなく、デザイナーの視点そのものを空間に持ち込んでいる。

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サヴィル・ロウ仕込みの「セッチュウ」が「の画像_5

SETCHUというブランド名は、和洋折衷という日本語に由来する。和と洋が折り重なる地点、つまり異なる文化のスタイルやコンセプトを組み合わせ、単体では見慣れたものから新しいものを生み出すという発想がベースにある。水と油のように本来混ざらないはずの要素を意図して混ぜ合わせる姿勢が、クラシックから着想を得たシンプルで機能的な服として結実している。

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桑田がサヴィル・ロウで積んだ経験は、生地を最高効率で使い切る設計や、耐久性の高い衣服構造として反映されている。日本発祥の「もったいない」という言葉を、機能的で実用的なプロダクトをサルトリア風に仕立て直し、タイムレスで長持ちするものを生み出すことで表現するというのがブランドの解釈だ。

目指すのはクールであることだけでなく、長く愛用されるデザインであり、商品開発は変化を続けることではなく更新を続けることだと位置づけている。男女間の区別がない、あるいは互換性があるという考え方も柱のひとつで、性別を前提にせず選べる点は大人の買い物として魅力的だ。

会期は10月20日まで

ミニマルな感性と職人技、細部へのこだわりが同時に成立している服は、写真だけでは判断しづらい。折り紙のような構造や立体的なパターンは、実際に羽織って肩や袖の動きを見たときにはじめて意図が伝わる類のものだ。10月20日までという会期のうちに銀座へ足を運び、次の冬に長く着る一着を自分の目と手で見極めておきたい。

SETCHU FALL WINTER 2026 POP-UP SPACE

会期:2026年8月6日〜10月20日
会場:DOVER STREET MARKET GINZA 4階(東京都中央区銀座6-9-5)
Instagram:@setchu_official

ドーバー ストリート マーケット ギンザ TEL:03-6228-5080

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