© Mai Kise
ディオールが大阪・心斎橋に日本最大規模のグローバル フラッグシップストアを2026年5月21日(木)にオープンした。場所は大阪を代表するメインストリート・御堂筋と長堀通が交わる交差点近く、心斎橋筋1-9-17だ。
グランドオープンに先駆けて5月18日に開催されたオープニングイベントには、ディオール ジャパン アンバサダーを務める俳優の横浜流星が来場した。ブルゾンの胸元や襟には刺繍が施され、カジュアルなスタイルと精緻なディテールがコントラストを描くルックで登場した横浜は、コーディネートのポイントをこう明かした。
「ジャケットの胸元の刺繍や、片足だけロールアップされているパンツ、ブレスレットの2連付けなど、シンプルなカジュアルスタイルでありながら、遊び心がある所です」
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アクセントとして加えたベルトには、ムッシュ ディオールが愛したメゾンのアイコン「メダリオン」のハードウェアが輝く。足元には、ジョナサン・アンダーソンによるディオールのニューアイコンである「ディオール ローディー」シューズを合わせた。ベルトの輝きにあわせ、ゴールドの艶感がモダンに煌めくブレスレットを合わせている。
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店内のお気に入りの場所を聞くと、こんな答えが返ってきた。
「3階メンズフロアです。全体的にシックで、自分はシックな場所が好きなので、心が落ちつきましたし、『ディオール ノルマンディー』バッグや『ディオール ソルトウィンド』スニーカーといった、限定アイテムがたくさんあって、気になりました」
オープニングには横浜流星のほか、ディオール ジャパン アンバサダーの八木莉可子、ディオール ビューティ フレンド オブ ザ ハウスの永瀬廉を含む多くのゲストが来場した。
藤本壮介が手掛けた、オートクチュールを纏う建築
© Den Niwa
波打つようなシルバーのファサードは、藤本壮介が「ファッションは建築とは違い、柔らかいもの」という発想から、ディオールのオートクチュールに見られるフリルに着想を得てデザインしたものだ。ファサードには無数の小さな孔が施されており、時間帯によって光と影が移ろうことで、まるで服が動いているように見える設計になっている。
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インテリアデザインは、数々のディオール ブティックを手掛けてきたピーター・マリノが担当。4フロアにわたる館内には、ヴェルサイユ様式の寄木細工や光に満ちた設計を取り入れ、メゾンのヘリテージと現代性が調和する。フロアをつなぐ壮大な階段の中心には、アーティストのアリス・エイコックによる彫刻作品が配置されている。
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館内には、クロード・ラランヌによる「Ginkgo(イチョウ)」のベンチや、ティム・ハイランドによる「トワル ドゥ ジュイ」の再解釈作品など、40点を超えるアートピースが点在している。ショッピングの合間にも、アートとの対話が生まれる稀有な空間だ。
4フロアにわたる、メゾンの全貌
1階にはウィメンズのアクセサリー、シューズ、レザーグッズに加え、最高峰のフレグランス・コレクション「ラ コレクシオン プリヴェ」やファイン ジュエリーを取り揃える。2階ではジョナサン・アンダーソンによるプレタポルテ、3階ではメンズ コレクション、4階ではホーム コレクションを展開する。
1階ウィメンズフロア
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3階 メンズ フロア
「ディオール ノルマンディー」 バッグ ¥1,100,000
オープンを記念した限定アイテムとして、「ディオール ノルマンディー」バッグや「ディオール ソルトウィンド」スニーカーをはじめ、Tシャツ、ブローチなども登場している。
「ディオール ソルトウィンド」 スニーカー ¥210,000
「ムッシュ ディオール」──メゾンの美学が食卓に宿る
4階に設えられたレストラン「ムッシュ ディオール」も、この旗艦店の大きな見どころだ。女性シェフとしてミシュランの三つ星を獲得したアンヌ=ソフィー・ピックが、ディオールの歴史とコードを再解釈したオリジナルメニューを提供する。「カナージュ」からオーバル、ヒョウ柄に至るディオールのアイコンが料理に宿り、オートキュイジーヌと日本の食材が交差する食体験は、ここでしか得られないものだ。
建築、アート、クラフト、食を横断しながら、ディオールというメゾンの世界観を都市空間として提示するこの場所は、単なるブティックを超えた存在。心斎橋に足を運ぶ理由が、またひとつ増えた。