今すぐ着たい長袖シャツ！
服好き男子から支持を得る「L'ECHOPPE（レショップ）」のオリジナルレーベル「LE（エルイー）」にて、変わらぬ人気を誇る定番シャツが今夏にリニューアル。素材が夏向けに変更され、8月3日(土)からレショップ青山店、渋谷店、ウェブストアで発売中だ。12サイズ展開から好みの1着を選びたい。
過去のリニューアル箇所を振り返ると、2019年7月の「LE」のブランド始動時より「着丈と身幅の組み合わせでサイズを選ぶ」というコンセプトは完成しており、当初は9サイズ展開（3種類の着丈×3種類の身幅）だった。2021年3月に「エクストラワイド」の身幅が加わり12サイズ展開に増え、同年8月には素材が120双の細番手に刷新されていた。
「100双のブロード生地」の強みは？
この2021年8月より採用されていた120双・細番手のタイプライター素材が、今回のリニューアルで「100双のブロード生地」に変更された。これまでも微細な変更は何度も経ているが、今夏はかつてない大きなシフトチェンジといえる。
120双のタイプライター素材は、高密度でドレスシャツのように美しいドレープを描くが、風が抜けにくいという特性を持っていた。湿気の多い日本の酷暑を前提とした定番シャツとして、新規の100双・ブロード生地が快適な着心地を担保するのだ。
12サイズ展開は変わらず
12サイズ展開の表記を今一度おさらいしておくと、着丈（ショート・スタンダード・ロング）と身幅（スリム・スタンダード・ワイド・エクストラワイド）の組み合わせになる。一般的に、マスターサイズを仕立ててからパターンの寸法を数センチ・数ミリ単位で一括調整する方法がサイズレンジ設定の定石であるが、この点、「LE」の場合は異なる。
なんと、12の寸法それぞれがオリジナルで仕立てられているのだ。単純な比例寸法ではなく、各サイズが持つ魅力がより際立つよう、微細に調整された定番シャツ。アパレル業界人にとって、気の遠くなる作業であることは想像に難くない。
ディテールはこれまでの「LE」定番シャツと変わらない。主張しすぎない襟、美しいロール。少々の無骨さを感じさせる前たて、小さめのプラスチックボタン、それら各々の主張は過剰過ぎず、“名脇役”のごとく適度なバランスを保っている。
買い直し推奨。最大限のリスペクトとともに、“とりあえずは、2025年夏のベストバランス”のシャツであると言っておこう。大人買い必至！
L'ECHOPPE: LE Regular collar shirt (※Relaunch)
発売日：2025年8月2日(土)
カラー：WHITE,BLUE,NAVY
販売店舗：L'ECHOPPE 青山店、L'ECHOPPE 渋谷店、WEB STORE
サイズ：全12(着丈×身幅)
[着丈]SHORT・STANDARD・LONG
[身幅]SLIM・STANDARD・WIDE・EXTRA WIDE
