トートバッグといえば、やはり風合い豊かなキャンバス素材をベースにしたものが定番だ。キャンバストートならではの、タフでガシガシ使えるものはもちろん、ビジネスシーンでも違和感ない上品さを兼ね備えたものまで、人気ブランドの新作の中から使用シーンにぴったりのアイテムを探してみて欲しい。
01:COMME des GARÇONS HOMME|BRIEFING COTTON CANVAS TOTE BAG
オム仕様にアレンジした機能的なトートバッグ
ブリーフィングのトートバッグをベースにしたコム デ ギャルソン・オムの別注モデル。ベージュとブラックの2色展開で、ベージュは濃淡のコントラストによってディテールが際立つ。表地にはバイオストーン加工が施された厚手のコットンキャンバスを使用。ブリーフィングを象徴するレッドラインのナイロンベルトがフロントにあしらわれ、さりげないアクセントに。ノートPCやA4書類も余裕で入る大容量で、ガシガシ使えるタフさを備える。
オーガナイザーポケットなど内側の仕様もオム独自のスタイルに変更され、今季のトートバッグのトレンドでもある「インサイドアウト」に対応するデザイン。ビジネスシーンでは通常通り表面を、カジュアルユースにはあえて裏返して裏面を主役にしても面白い。縦33×横35(底面)×マチ20cm。
02:visvim|CANVAS RIME TOTE(L)
リモンタ社製のキャンバスが光る新型トート
2026年春夏はキャンバスバッグを一新したビズビム。今回はイタリアの老舗テキスタイルメーカー「リモンタ」社と共同開発したキャンバスを使用しているのがトピックだ。「リモンタ」社といえばナイロンが有名だが、1893年にタペストリーとジャカード織物でスタートした歴史を持ち、現在もナイロンだけでなくコットン、シルクといった天然繊維まで、革新と創造性にあふれる多様なテキスタイルでリスペクトされる。
共同開発したキャンバスはコットン100%で、クラフト感や伝統を重んじるビズビムらしい仕上がり。キャンバスならではのラフさを備えながら上質感があり、発色の美しさも魅力だ。新型トートバッグはハンドルが短いクラシックスタイルを採用し、アイボリー、チャコール、ライトグリーンの3色で展開。写真のLサイズのほか、ひとまわり小さいM(縦32×横49×マチ15cm)もラインナップする。縦40×横62×マチ19cm。
03:L.L.Bean|Boat and Tote Tall Small
名品トートの新顔は縦長の“トール スモール”
現代のトートバッグのスタンダードといえばエル・エル・ビーンの「ボート・アンド・トート」。1944年に氷の塊を運ぶためのバッグ「ビーンズ・アイス・キャリア」として誕生し、1965年の夏に現在の名称で再登場。以後ロングセラーに成長し、現在もアメリカ・メイン州の自社工場で、専任スタッフが縫製から検品まで、ひとつひとつ丁寧に仕上げている。
今シーズンは新スタイルとして、“スモール”の幅と奧行きに“ミディアム”と同じ高さを組み合わせた “トール スモール”が仲間入り。タフな24オンスのコットン・キャンバスを使用し、底面にキャンバスを重ねて補強、69ポンデッド・ナイロン糸のダブルステッチで縫製し耐久性を高めている。 “トール スモール”は肩掛けできるハンドルで、A4書類、ノートPC、ボトル類もすっきり収まる。カラーはブラック、ナチュラル、ブルー、グリーンの全4色。
04:BONAVENTURA|Vita Canvas Tote L
シャンブレーキャンバスにレザーで品格を
ミラノ発のラグジュアリーレザーブランドとして機能美を追求するボナベンチュラは、今季新たに、イタリア製のシャンブレーキャンバスを用いたラグジュアリー仕様の「ヴィータ キャンバス トート」シリーズを発表。縦にブランドのシグネーチャーカラーであるエトープカラーの色糸、横に生成り糸を使用して平織りしたシャンブレーキャンバスは、奥行のある霜降り調の表情が魅力。肉厚でありながら驚くほどしなやかで、カジュアルに寄りすぎない上品さを備えている。
さらにエトープカラーのシュリンクレザーをハンドルやトリミングに配し、洗練された大人のための一品へと仕上げた。本体は豊かな収納力を確保しつつ、自立する構造となっており、底面はコーナー部分にレザーの補強を施した。シャンブレーキャンバスならではの軽やかさと気品を併せ持ち、シーンや季節を問わず活躍する。縦49×横53×マチ47.5cm。
05:Outil|SAC BOUHY
タフでありながら洗練されたディテールに感動
フランス語で「道具」を意味するOUTIL(ウティ)は、2016年にデザイナー宇多悠也によって立ち上げられた。フランスのヴィンテージワークウェアに魅せられ、伝統的な技法や染色方法を取り入れた"スロウな服づくり"にファンも多い。中でも2024年春の発売以来、デザイナー自身が愛用しアップデートを繰り返して登場するトートバッグは、完売を繰り返す人気アイテム。
キャリーケースに固定できる最新モデルは、デザイナーが出張や旅に出る際、「キャリーケースの上に安定して載せられるキャンバストートがない」と感じたことから誕生した。このトートが優秀なのは、ファスナー付きの上蓋によってセキュリティ面にも配慮されているところ。今シーズンはコットン100%のキャンバスをボディ、底面の補強とハンドルに使用。背面にポケットを備え、どちらの面を表にしても使える仕様に仕上がっている。縦36×横51×マチ19cm。
06:THE NORTH FACE|Sunny Side Tote L
ラフに使えるイージーケア素材の新作トート
スタンダードなキャンバストートのデザインを踏襲しつつ、前後にまたがる大振りなサイドポケットなど、ギアトートの要素を融合した今シーズンの新作。コットンライクなリサイクルポリエステル素材「COTNA(コトナ)」は速乾性に優れ、やわらかな風合いがながらタフさも備え、気兼ねなく使える。メインコンパートメントはシンプルな一室構造で、仕切りもないからガバッと大きなモノを入れることも。
肩掛け用の長めのハンドルに加え、手持ち用の短いハンドルを備えた2WAY仕様も魅力。開口部はドットボタン留め。日常使いからピクニック、キャンプ、旅行まで幅広いシーンで活躍する。刺繍ロゴはボディと同色で写真のハンターグリーンのほか、TNFブルー、ビンテージホワイトの3色展開。縦39.5×横42×マチ19.5cm。
コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611
ビズビム TEL:03-5468-5424
エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター TEL:0422-79-9131
ボナベンチュラ TEL:050-3172-1625
にしのや TEL:03-6434-0983
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:0120-307-560

















