【街でもコースでも着られる。おしゃれな大人のゴルフウェア】ユニクロ、モンベル... GW前に買うべき13選

本格的なゴルフシーズンがやってきた。プレーをより楽しむために、快適かつスタイリッシュにゴルフウェアを早めに手に入れておこう。ここでピックアップした13型のアイテムなら、普段使いにも、大人のゴルフスタイルにマッチする。

01：the Divot STORE ポロシャツ

気鋭のゴルフストアのオリジナルポロシャツ

the Divot STORE（ザ・ディボット・ストア）は、2020年1月に東京から新しいゴルフカルチャーを発信するレーベル、「ANTi COUNTRY CLUB TOKYO（アンタイ カントリークラブ トーキョー）」を創立したファウンダーが、2023年9月、千駄ヶ谷にオープンしたゴルフのセレクトショップ。国内外のゴルフブランドのアイテムだけでなく、ヴィンテージをピックアップするスタイルも斬新だ。

透け防止の素材「MIEZ」を採用したポロシャツは、ショップのオリジナルとして2024年から定番展開されている人気商品。速乾吸湿性を備えているから、ラウンド中も快適だ。バックに大胆にプリントされた「DIVOT」のグラフィックはもちろん、ゴルファーに響くショップ名のネーミングにもセンスが。ホワイトの展開もある。

02：LACOSTE ニットポロシャツ

スポーティでエレガントなゴルフポロセーター

テニスのイメージが強いラコステだが、実はゴルフにも所縁が深く、ゴルフラインも充実している。中でもおすすめはビスコースとポリエステルをブレンドしたニット素材のポロシャツ。スポーティになりすぎない、どこかエレガントな表情が魅力だ。胸のワニロゴパッチはシリコン製なのがスポーツラインの証。今シーズンはトレンド感のあるベージュが新作で登場した。

偉大なテニスプレイヤーにしてラコステの創業者でもあるルネ・ラコステの妻シモーヌは、全英女子アマチュア選手権を制覇したゴルフチャンピオンで、娘のカトリーヌは全米女子オープンゴルフなどで優勝経験もあるトップゴルファー。ゴルフのDNAを持った歴史あるブランドのアイテムをまとえば、品格も気分も上がる。

03：UNIQLO ドライEXポロシャツ

「ドライEX」とメッシュの組み合わせでゴルフにも最適

ユニクロの機能素材の中でも吸湿速乾性で群を抜く「ドライEX」。アクティブなシーンにおすすめということもあって、今シーズン新作で登場した鹿の子編みの「ドライEXポロシャツ」はゴルフにもってこいだ。汗をかいても素早く吸収して拡散してくれるので、サラサラの着心地が続くのがひとつ。もうひとつは人体工学に基づいたデザインを採用して、汗をかきやすい脇や背中の中央部分などにメッシュを配置している点。通気性が確保され、ストレッチもきいているから、快適にプレーできる。

袖口や裾部分はシームレス仕様で、肌当たりもなめらか。カラーバリエーションは全5色で、カラーによって印象が変わる。襟に配色ラインが入っているのは共通。69 NAVYと50 LIGHT GREENはミックス調で、00 WHITE、03 GRAY、09 BLACKはソリッドだ。酷暑の普段着としても重宝すること確実だから、完売する前に大人買いしたい。

04：JOHN SMEDLEY ニットポロ「FINCHELY」

ゴルフファッションに品格が添えられるポロニット

ハイゲージニットのパイオニアでもあり、今も進化をし続けている英国老舗ブランド、ジョン スメドレー。シルクのような光沢とカシミアのような肌ざわりを併せ持つ、世界最高級天然素材「ジョン スメドレーズ シーアイランドコットン」を使用したニットポロシャツで一目置かれる。

1930年代からのロングセラー、半袖ニットポロISIS(アイシス)に加え、2012年には長袖ニットポロのFINCHELY（フィンチェリー）が登場した。どちらもハイゲージニットの上質感によって、カジュアルになりすぎず上品なルックス。FINCHELYは袖口が長めのターンバック仕様、ISISはカラー展開の豊富さにも定評が。クラシックなデザインを踏襲しつつ、リラックス感のある動きやすいフィットゆえ、ゴルフに取り入れるおしゃれ通も多い。1点取り入れば、品格のあるゴルフコーディネートが叶う。

05：A.P.C. GOLF ニットベスト

アイコンモチーフが背面にあしらわれたベスト

フレンチトラッドなテイストでデビューするや人気ブランドに躍り出たアー・ペー・セー ゴルフ。ウェアの中でもニット製品が評判で、チルデンスタイルのベストは配色を変えて定番的に展開されている。今シーズンはグレー×ホワイトで登場。ロゴや背面に大きくジャカードであしらわれたモチーフはコントラストの低いホワイトでさり気なく、襟元のブラックラインが全体をシャープに見せる。

速乾性を備えるレーヨン×ポリエステル素材のベストはプレー時の温度調整に便利で、シティカジュアルにも応用しやすい。アー・ペー・セー ゴルフはギターとキャディバッグのモチーフがアイコンだが、これはブランド創立者のジャン・トゥイトゥが「完璧なスイングが打てたときの満足感は、ギターを弾いているときと同じようだ」と語るように、ゴルフのインスピレーション源が自身のギターと父親から譲り受けたクラシックゴルフバックであることに由来する。そんなストーリーもアー・ペー・セーらしい。

06：JONES Sports × BEAMS GOLF ベスト

同色刺しゅうロゴがナイスな機能素材のベスト

アメリカ・オレンゴン州ポートランドのバッグブランド、ジョーンズ スポーツとビームス ゴルフとのコラボレーション。バッグだけでなく、アパレルも展開して好評を博している。今季買うべきは完全別注シリーズのベスト。アウトドアテイストのスタンドカラーデザインで、遮熱、接触冷感、吸水速乾、紫外線防止などの機能を備えたSHELTECH（シェルテック）素材を使用しているのが特徴だ。

胸にワンポイント＆バックには同色で大きくJONESと刺しゅうロゴがあしらわれ、さり気ないアクセントに。総メッシュ裏地だからサラッとした着心地。かなりのビッグサイズで、ゴルフだけでなく、デイリーカジュアルにも使いやすい。裾はスピンドルコード入りでシルエットが変えられるのも高ポイントだ。ゴルフにデイリーに活躍してくれること間違いなし。

07：RLX GOLF ニットジャケット

メッシュニット構造の軽快なジップセーター

ラルフ ローレンには現在、アールエルエックス ゴルフとポロ ラルフ ローレン ゴルフ、２つのゴルフラインがある。アールエルエックス ゴルフはRalph Lauren Extreme（ラルフローレンエクストリーム/ExtremeをXで表現）を冠している通りギア的な要素が強く、後者はクラシックなスタイルをベースにしているのが特徴だ。

新作の「メッシュニットコットンセーター」は、アールエルエックス ゴルフが得意とするフロントジップのニットジャケット。コットン100％だが、コームドコットン糸とメッシュニット構造で軽快かつスポーティな仕上がりに。フロントにはフェイクスエードのトリムとジッパープルが付いているのがラルフ ローレンらしい。左胸にはポニーの刺しゅうが同色であしらわれ、コースだけでなくタウンでも着やすい一着に。

08：L.L.Bean モックネックカットソー

ゴルファーにも愛されるコットンのモックネック

コットン100％ながら、色褪せや縮みに強く、シワが付きにくいとゴルファーの間でも評判の「メンズ ケアフリー・アンシュリンカブル・モックネック・シャツ」。ラボとフィールドでテストを繰り返した太鼓判付きで、洗濯を重ねてもきれいなシェイプと快適な着心地が続く。

その理由は縮みや色褪せに強く、しわや毛玉ができにくい、ダブル・リングスパン糸（綿の繊維をロープのように拠り合わせた糸）を使用しているから。さらに二重縫いでタフに仕上げている点もポイントだ。袖口はポリウレタン混のリブ仕様。手首でしっかり止まるから気持ちよくプレーができる。スポーティ派にはモックネックが、クラシック派にはタートルが人気だが、どちらもネック部分のフィット感がほどよいと好評。

09：mont-bell レインジャケット

バッグにしのばせたい軽量レインジャケット

天候不順の折りや雨予報でゴルフコースに出る際、レインウェアはマスト。できればコンパクトに収納できて、キャディバッグやカートバッグに入れやすいものがいい。そんな条件をクリアするレインジャケットが今シーズン、モンベルから登場した。定番レインジャケットとしておなじみの「トレントフライヤー ジャケット」がアップデートされて、よりハイスペックに進化したのだ。

ポイントは環境に配慮したPFASフリーのモンベル独自の防水透湿性素材、スーパードライテックを使用している点。透湿性に優れているから両脇にピットジップがなくても、汗の蒸れを効率よく逃がし、ウェア内を快適に保ってくれる。独自の「K-Monoカット」で縫製箇所を減らし、動きやすいパターンになっているのもゴルファーにはうれしい。ブラックのほか、コースで映えるブルー、イエローの展開もある。収納時：直径7×15cm。

10：MANORS GOLF ハーフジップシャツ

シームレスに着用できる注目の英国ゴルフブランド

マナーズ ゴルフは、今シーズンからエディフィスがセレクトする英国発のゴルフアパレルブランド。革新的な素材を使いつつ、トラッド、スポーツ、ストリートを融合したデザインで、街とコースをシームレスにつなぐのがコンセプト。イギリスのブランドらしい品を備えているのも魅力で、2020年にスタートして以来、おしゃれ好きゴルファーの注目を集めている。

このハーフジップシャツは一見シンプルに見えて、立体的なパターン、コンシールファスナーのポケットなど機能的なディテールが随所に。左胸と背面の右脇に小さくブランド名がプリントされているのも粋だ。裾と袖口はゴム入りで、着たときのシルエットもバランスがいい。コースではもちろん、普段着としても活躍すること間違いなし。

11：TaylorMade × UNITED ARROWS サイドラインパンツ

撥水ストレッチ素材のサイドラインパンツ

ユナイテッドアローズとゴルフブランド、テーラーメイドのコラボレーション第6弾。注目すべきは、トレンド感のあるサイドラインを取り入れたストレッチ素材のパンツ。裾にドローコードを内蔵し、コーディネートに合わせてシルエットを変えることができる。ウエスト回りは2タックでゆとりがあり、ベルトを締めてもスマートなシルエット。

オフホワイトにプレップテイストなネイビーのあしらいがクリーン。ポロシャツをインしてかっちり着こなしたいときはそのまま。ゆったりとしたモックネックをタックアウトで合わせるときは裾を絞って。ベストなバランスでコーディネートできる。

12：WILD THINGS ラックスパンツ

360度ストレッチ素材の「ラックスパンツ」が最強

自然豊かなアメリカ・ニューハンプシャー州ノースコンウェイ発のアウトドアブランド、ワイルドシングス。アウターのイメージが強いが、パンツにも優れモノが多い。中でもゴルファーにおすすめしたいのが2024年春夏から定番展開されている「ラックスパンツ」。ワイルドシングスの春夏の定番素材、エラスティックナイロンを使用しており、360度伸びるストレッチ性が特徴。サラッとした肌ざわりで汗ばむ季節も肌にまとわりつかず、速乾性や撥水性を備えているからコースでも快適だ。

クライミングパンツの機能を備えつつ、フロントはボタン＆ファスナー仕様でワンタック入り。きちんと感があってシンプルなデザインは、ゴルフファッションにも難なくマッチする。裾はスピンドルコード仕様で絞ることが可能。ポケットはファスナー開閉だからプレー中にものを落とす心配もない。ベージュのほか、ネイビー、ブラックなど全5色とカラーバリエーションが豊富なのもうれしい。

13：ECROF ショーツ

シアサッカー素材のスタイリッシュなショーツ

2023年秋にスタートしたエクロフは、ミリタリーとモードを融合した感度の高いデザインが魅力のゴルフアパレルブランド。タウンユースもしやすく、夏を快適に過ごせる機能的な日常着としても活躍してくれる。今シーズン注目すべきは、シアサッカー素材のショートパンツ。

エクロフが定番展開している、共生地のベルトが付いた2プリーツのワイドシルエットのショーツに、夏の定番素材を使用した。このショーツは背面にゴルフボールが3個入るファスナー付きポケットを配置しているのも人気の理由。通気性・吸水速乾性に優れた軽量2WAYストレッチのシアサッカーだから、夏のラウンドでもサラッと快適にプレーできる。同生地のオープンカラーシャツとセットアップで着こなすのもおすすめ。