ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリスト・瓜坂拓海さんが愛用するYUICHI TOYAMA.(ユウイチ トヤマ)の「U-097 / mobileA」。もともとはサングラスとして展開されていた一本を、レンズを入れ替えて伊達メガネとして愛用している。
専門学校卒業後、スタイリスト・森田晃嘉氏に5年間師事し、26歳で独立。メンズ誌やWeb、ブランドルック、アーティストのスタイリングなどを手がける。カジュアル、ストリート、古着をミックスしたスタイルを得意とし、自身の私物も黒を中心に、長く使えるものを選ぶことが多い。
サングラスを、あえて伊達メガネに
「買ったのは1年半くらい前ですね。新宿のEYETHINKにふらっと入った時に、たまたま目に入ったんです。これを狙っていたわけでも、サングラスが欲しかったわけでもなかったんですけど、かけてみたら意外としっくりきて」
「当時はサングラスとしてしか展開されていなかったんですが、僕は普段あまりサングラスをかけないので、『これならメガネとして使いたいな』と思ってレンズを交換しました。度なしなので、完全にアクセサリー感覚ですね。
メガネは視力矯正というより、服に合わせて使い分けることのほうが多いです。なので、サングラスをメガネに変えることにもあまり抵抗はなかったですね」
クセがあるのに、かけると自然
「見た目は結構個性的ですよね。でも、不思議とかけると肌になじむんです。黒のメタルフレームも気に入っています。
ユウイチ トヤマのメガネって、一見クセがあるんですけど、実際にかけてみると自分にハマるものが多いんですよ。最近はサーモントのモデルも買い足しました。それくらい気に入っているブランドですね」
「このフレームはメタルなので軽いのもいいですね。長時間かけていても疲れにくいですし、見た目の印象に対して掛け心地はかなり楽です。
普段使っているメガネは4〜5本くらいで、形や素材の違うものを服に合わせて使い分けています。この一本は、その中でも顔まわりに少しアクセントを出したい時に選ぶことが多いですね」
最後の“味付け”として選ぶ
「メガネは、服を決めた最後に加えるものなんです。全部着終わってから、『今日は帽子にするか、メガネにするか』と考える。僕にとっては、どちらもスタイリングを仕上げるためのアイテムなんです。
このメガネは形に特徴があるので、シンプルな服でも顔まわりに変化をつけられるんです。でも、実際にかけるとそこまでやりすぎて見えない。そのバランスがすごく使いやすいですね」
「レンズも完全なクリアではなくて、実は10%だけグレーを入れています(笑)。自分でもほとんど分からないくらいなんですけど、20%まで入れると『色が入っているな』と分かっちゃうので、そこまでにはしたくなかったんです。
もともとのサングラスっぽさを少しだけ残しながら、普段はメガネとして使える。そのくらいのさじ加減が自分にはちょうどいいですね」