2020.10.02

英国テーラードを軽やかにモダナイズ。ダンヒルが春のジャケットスタイルを変える

クリエイティブ・ディレクター マーク・ウェストンによる指揮の元、モダンに生まれ変わった英国の老舗ダンヒル。2021年春夏コレクションは伝統的なメンズ・テーラードを軽やかにモダナイズ。熟練のクラフツマンシップが光る。

秋冬シーズンが幕を開けたと思いきや、ファッション業界ではもう次の2021年春夏シーズンが動きはじめている。目まぐるしくトレンドが移ろい、消費されていく中、その流れに逆行するように、クラフツマンシップや伝統を強く打ち出したのがdunhill(ダンヒル)だ。

英国テーラードを軽やかにモダナイズ。ダンの画像_1
2017年よりマーク・ウェストンをクリエイティブ・ディレクターに迎え、トラディショナルなイメージからモダンに生まれ変わった英国の老舗ダンヒル。


2021年春夏コレクションでは、「ニューロマンチシズム」とリラックスした日本とイタリアのテーラード、そして時代を超えて受け継がれるダンヒルのブリティッシュ・テーラリングを融合し、新しい形のエレガンスを提案する。



根底にあるのは「実用性」と「洗練された美しさ」。それはいわば新しい視点から見た「ワークウェア」ともいえ、日本の作務衣を思わせるゆったりとしたラップジャケットがキーアイテムとして登場。ペグトラウザーやウォータープルーフのシルクのアウターと軽やかにコーディネートされた。

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そして今季を象徴するのが、「脱構築」と「構築」の実験的な手法による、クラシックなドレスコードやメンズ・テーラリングの再解釈だ。通常は、ジャケットの補強用として内側に用いられるキャンバス地やオランダリネン(ツヤ加工をほどこしたリネン)を、脇役から主役として表地に採用し、まるで内と外が反転したような遊び心のある仕上がりに。


また、無垢な風合いをあえてタンブルドサテンや、スーパーファインボンデットレザーなどのリッチな素材と組み合わせるなど、コンテンポラリーなアプローチでモダナイズされたメンズ・テーラードの仕立ては、手作業に重きを置いてる。

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伝統的なメンズ・テーラリングのルールを熟知しながら、それらを破る方法も知っているのは、ボートンハウスにあるダンヒルのテーラリング工房の技術の証。端正なシルエットについては言うまでもなく、意匠を凝らしたデザインには洋服をつくる喜びにあふれている。


上質な素材や仕立ての良さがもたらす価値は不変だが、時代の空気とともにモノ選びの基準も変わるもの。ただトレンドを追うだけでなく、作り手や着る人の「想い」が共感を呼ぶ今の時代、その並々ならぬ情熱もまた人を強く引き付けるのだ。


ダンヒル TEL:0120-914-675
https://www.dunhill.com/jp

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