MADE IN JAPAN

「国産」を着て応援


奈良のゴム製サボ

マルナカハイエンドは、60年以上前に奈良で創業した成型靴の老舗からリリースされたファッションライン。小笠原諸島の漁師たちに「ギョサン」の愛称で親しまれ続けてきたサンダルの素朴な素材感はそのままに、今の感性を加味したミニマルなサボにアップデート。原材料から成型まで完全国内生産による丈夫な作りと、アクがなくつるっとした洗えるデザイン&素材は、今の時代にマッチする。¥2,600/マルナカハイエンド(アパートメント)


埼玉の藍染めTシャツ

大正3年創業の藍染めの老舗による服。濃さによって何段階もの色名があるが、中でも左の「勝色」は限界まで深く染めた色。生地は藍の力によって丈夫になり、吸汗性が高く、抗菌・防臭効果も備える。右の「納戸色」は江戸時代に流行した藍色の一つで10段階以上もの過程を経て仕上げた色。日本人が本来もつ繊細な色への感性に立ち返り、経年変化までしっかり堪能したい。(右)¥6,000・(左)¥9,800/喜之助紺屋(野川染織工業)


葛飾のシルバージュエリー

暗くなりがちな秋服の袖口にやわらかく光るシルバーを一つ。江戸時代からの伝統技法で銀食器を製作する上田銀器工芸。二代目は国に認可された皇室御用達の伝統工芸士でもある。そんな意匠ともいうべき銀食器を身につけられるカトラリーモチーフのバングルは、ユニークながらシルバーの純度を示す表記SILVER925の上をいくSILVER1000! 驚くほど柔らかく腕にフィットする。(右)¥24,000・(左)¥30,000/キュイエール アン 925(シャポリエ クール)


清澄白河の軍パン

日本で初めて本格的なチノパンを国産で作り上げたと言われるバーンストーマー。1977年の創業以来、アメリカ製と同じクオリティを再現するために、糸の質、工場のミシンの種類、複雑な工程を行える職人など、本物のアメリカントラッドを追求してきた。清澄で企画し製造はスーツの産地でもある東北で。日本の職人がもつ細やかな技術によって、’60年代のアメリカのムードを再現している逸品だ。¥24,800/バーンストーマー(HEMT PR)


岐阜の和紙ソックス

1876年の創業より現在まで、一貫して美濃和紙を取り扱う松久永助紙店が、美濃和紙の糸を使用したソックスをアップデート。コットンより優れた吸放湿・吸水・断熱・抗菌性が利点だ。夏にはベタつかず涼やかなはき心地で、冬は空気の層が暖かく足を包んでくれる。実は耐久性もあり和紙の特質によって毛玉ができにくく、ずっとクリーン。日本の素材を再発見しながら、いつも快適に過ごしたいもの。(各)¥1,200/松久永助紙店



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Photos:Masahiro Sambe
Hair&Make-up:Rumi Hirose
Stylist:Junichi Nishimata
Models:Taku Obata