レア商品在庫、都内随一!?


東京・銀座数寄屋橋交差点の「東急プラザ銀座」1階に、奇才・デムナが手掛けるパリのラグジュアリーブランド「BALENCIAGA(バレンシアガ)」の期間限定ストアが6月1日(木)にオープン。


期間限定店ならではの店舗エクスクルーシブアイテムや先行発売商品を、プレスプレビューに訪れた編集部員のY神とH條がリアルにリポートする。





この期間限定店ではウィメンズとメンズのプレタポルテのほか、シューズ、バッグ、ジュエリー、アイウェア、アクセサリーなどがフルセレクションで揃う。


H條:高架線の下に「GINZA SIX(ギンザ シックス)」ならぬ老舗アーケード街の「銀座ファイブ」が、はす向かいに「不二家」の看板が見えますね。


Y神:限定アイテムを見に来ました!



ブランドが掲げる“Raw Architecture”コンセプトの「バレンシアガ 東急プラザ銀座」に入店したY神とH條。構造物の環境、内部の仕組み、蓄積された過程に反応し、表面を意図的に洗練されないままに構築した建築スタイルだ。要はむき出しの建築。


Y神:ロウ アーキテクチャーね。期間限定店だからてっきり簡易なポップアップストアをイメージしていたもので、作り込まれた内装にびっくりです。


H條:デムナが好きみたいです。


Y神:いかにも。





(上から)CITIES TOKYO DUTY FREE M トートバッグ(※東急プラザ銀座限定販売/¥289,300)、Duty Free M トートバッグ(※東急プラザ銀座先行販売/¥268,400)、Duty Free S トートバッグ(※東急プラザ銀座先行販売/¥238,700)





ウィメンズの棚に並ぶ「DUTY FREE(デューティーフリー)」バッグのオーガニックコットンバージョンに熱視線。オールメッシュ素材のスポーティなトートバッグとして認知されている「デューティーフリー」に、2023年の新型としていち早く加わった待望のコットン素材だ。さらにカジュアルに合わせやすくなった。


H條:全世界に先駆けて先行販売されるバッグで、このうち2つが店舗限定とのこと。


Y神:むむ。どれが先行でどれが限定?


H條:一番上が「バレンシアガ 東急プラザ銀座」限定“TOKYO”トートです。下の2つの“BALENCIAGA”ロゴのうち、真ん中のSサイズが日本限定になります。この中で大人男子が持つならば?




CITIES TOKYO DUTY FREE M トートバッグ
※東急プラザ銀座限定販売
¥289,300





Y神:デューティーフリーの“TOKYO”かと。ちょっぴりフェミニンだけど、大人男子ならば持てそう。手提げでも地面にトートの底が付かないサイズ感だし、内側も革貼りで高級感たっぷり。


H條:デューティーフリーとは言いますけども、税込のお値段は28万9,300円になります。


Y神:ぐぬぬ。


ラフに肩掛けして使い勝手を確認するY神。ちなみに“TOKYO”の逆サイドはプリントなし。





3XL Mule
カラー:グレー、ホワイト&レッド
※東急プラザ銀座先行販売(メンズのみ)
¥132,000





H條:デューティーフリーの隣の棚に、店舗先行発売のミュールが見えますね。


Y神:でかっ!


今年2月に催された2023年夏コレクションでお披露目されるや否や、一気にアイコンスニーカーに躍り出た「3XL」。そのバリエーションとして新たに加わったカジュアルなミュールタイプの「3XL Mule」が、全世界でのローンチに先駆けての「バレンシアガ 東急プラザ銀座」先行発売アイテムになる。




3XL Mule
カラー:ブラック
※東急プラザ銀座先行販売
¥132,000





現状の「3XL Mule」は2色展開。「ブラック」はメンズとウィメンズの両方が揃い、グレー、ホワイト&レッド」はメンズのみ。その名の通り、典型的なランニングスニーカーの要素を誇張し、ソールを広げて安定性を故意に強化したワイドシルエットが特徴だ。


H條:トレンドのミュールタイプも旬ですね。これぞ、ダッドスニーカーの現在形。


Y神:いいこと言った感。一応これで、店舗限定商品と先行発売商品はカバーした感じ?


H條:ですね。せっかくなので奥のメンズコーナーを見に行きましょう。掘り出し物があるかも。








オープン時の速報ベースでは、「バレンシアガ 東急プラザ銀座」で取扱われている店舗限定&先行発売アイテムは取材完了。むき出しの内装の中、2023年の最新コレクションが販売されているメンズコーナーへと歩みを進めるY神とH條だった。



メンズコーナーには、2022年11月にリリースされた話題の「Balenciaga / Adidas(バレンシアガ / アディダス)」が販売中。2017年秋冬に登場した衝撃のダッドスニーカー「Triple S(トリプル S)」のバージョンもブラックとホワイトが置かれ、バッグやポーチなどのアクセサリーまで揃うのだ。


Y神:実際に見るのは初めてかも。


H條:こんなにも「バレンシアガ / アディダス」が揃う店を他に知りません。





BALENCIAGA / ADIDAS TRIPLE S ¥162,800
BALENCIAGA / ADIDAS STAN SMITH WORN-OUT ¥114,400





Y神:H條さんは「トリプル S」派よね。ボクはデストロイド加工のスタンスミス派。


H條:個人的に、50歳で米国(LA)に移住した元芸人のたむらけんじさんを応援していますが、彼のインスタとTikTokで「バレンシアガ / アディダス」のトリプル S(ホワイト)がチラ見えするんですよ。生き様とスタイル、すべてを真似したいレベルです。


スタンスミスを含め世界のスニーカーシーンはサステナブルレザーが主流だが、デムナが手掛けるイタリア製スタンスミスはラムスキン85%・カウスキン15%で構成されるハイ・ラグジュアリー。これをノンシャランに合わせられたら本物のおしゃれ男子だ。




Paris Sneaker Mule
カラー:BLUE
¥92,400





通り一遍の“バラエティ豊か”という言葉では、デムナのクリエイションを語り切ることはできない。まるでスニーカーのイデアのようなデザインの「Paris Sneaker(パリ スニーカー)」も、ソリッドコットンの他に、経年変化をデザインとして落とし込んだデストロイドコットン、そして派生品にはミュールもある。




Y神:ん? これ、H條さんが欲しかったやつ?


H條:ここで会ったが100年目!


超が付く掘り出し物がこちら。クロックスをベースにした「Hard Crocs(ハード クロックス)」も普通に店頭に並んでいた。これは穴場が過ぎる。



自らがルポ取材の被写体になることを躊躇せず、いつになく興奮気味のH條。この日のジップアップフーディーとスウェットショーツの上下はともに「バレンシアガ」だが、シューズだけが普通の「クロックス」。まさに、画竜点睛を欠く状態だったのだ。


H條:これは夢か幻か。今日はプレスプレビューなので普通に触われておりますが、今の状況を例えるならば、スタープラチナ・ザ・ワールドを発動して無理矢理に時止めしているようなイメージです。


Y神:ジョジョは詳しくないけれど、とりあえず激レア商品であることはわかった。





HARDCROCS™
カラー:ブラック
¥159,500





鳴り物入りで登場した2022年春夏から、「ハード クロックス」は世界中の実店舗とオンラインで入荷待ち状態が続いている。入荷通知メールが届いてもオンラインに遷移するまでの数秒で売り切れてしまう異常事態は、バレンシアガ好きの間では語り草である。


Y神:めっちゃ重そうでもある。




H條:これにて取材終了です。期間限定ってだけで、完全にデムナ仕切りの「バレンシアガ」コンセプトストアでしたね。ずっとここにあればいいのに。


Y神:そうだ。このショップがオープンしているのはいつまで?


H條:オフィシャルにアナウンスはされていません。本当に決まっていないみたいです。


オープン期間よりもなによりも、限定商品やスニーカー類は入荷即完売が常である鬼ブランドの「バレンシアガ」。商品量が豊富な今のうちに、「バレンシアガ 東急プラザ銀座」に突撃して即ゲットだ!




バレンシアガ 東急プラザ銀座(※期間限定)
オープン期間:2023年6月1日(木)~(※終了期間未定)
展開アイテム:ウィメンズとメンズのプレタポルテ、
シューズ、バッグ、ジュエリー、アイウェア、アクセサリー
問い合わせ先:
バレンシアガ クライアントサービス TEL:0120-992-136
balenciaga.com

Text: Takafumi Hojoh