豊島 猛さん スタイリスト

豊島 猛さん

1983年生まれ。シルエットや色使いで品よく仕上げる大人のストリートスタイルに定評あり。

松川 総さん スタイリスト

松川 総さん

1981年生まれ。モードから古着まで精通。トレンドを押さえながら、常に半歩先の新しい着こなしを提案。


「ジャスト」どう攻略する?

スラックスはノータックを選ぶ

TOYOSHIMA’s Answer
スラックスはノータックを選ぶ

太くも細くもなくいい意味で普通のシルエット。だけどユーゲンのそれはパターンがきれいで、ちゃんとしゃれて見えるんです。ノータックで腰まわりにあまり主張がないものがいい。

パンツ¥46,200/ユーゲン(イデアス) カーディガン¥55,000/セヤ(エディフィス 新宿) カットソー¥19,800/キャプテン サンシャイン スニーカー¥23,100/リプロダクション オブ ファウンド フォー スティーブン アラン(スティーブン アラン フタコタマガワ) ベルト/スタイリスト私物



リーバイス®501®のストレート感

MATSUKAWA’s Answer
リーバイス®501®のストレート感

150周年記念のリーバイス®501®。これぞ正統派って感じのまさにジャストなストレートシルエットがいい。大きめのトップスにパンツはこれっていうメリハリが大事。

ジーンズ¥18,700/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) スウェットシャツ¥15,950/ディスカスアスレチック フォー スティーブン アラン(スティーブン アラン フタコタマガワ) ソックス¥33,000/ジ エルダー ステイツマン(エドストローム オフィス) シューズ¥64,900/へリュー(ユナイトナイン)


松川 ジャストシルエット攻略のカギで特に重要なのはパンツ。細身のストレートがまたくるんじゃないかな。

豊島 トップスをジャストにすることには抵抗ある人が多いと思うけど、パンツならやりやすいよね。

松川 僕は今季また人気が高まっているデニムで実践したいと思ってる。

豊島 僕はスラックス。テーパードがあまりきいていないストレートが気分かな。


春アウターのおすすめは?

とことんミニマル

MATSUKAWA’s Answer
とことんミニマル

あらためてヴェイランスがカッコいい。襟も省いたデザインはまさにミニマル。パンツはモノトーン系のスラックスを合わせたりしてソリッドに着こなすのがおすすめです。ジャケット¥46,200/ヴェイランス(アークテリクス カスタマーサポートセンター/アメア スポーツ ジャパン)



ツウなブランドで差をつける

TOYOSHIMA’s Answer
ツウなブランドで差をつける

スタンドカラーのブルゾンは世田谷にあるセレクトショップのオリジナル。こんなふうにあえてニッチなブランドを選ぶのも面白いと思う。実はセットアップというのもポイント。ジャケット¥33,000(セットアップ価格)/ムッシュ エ マダム ショップ


松川 去年くらいからシンプルなスイングトップとかコーチジャケットとかチラホラあったけど、今季はさらにミニマルなものが格好いいと思うんだよね。

豊島 ’90年代のヘルムートラング的な。

松川 そうそう。ストイックなムードのナイロンアウターとかすごく気分。

豊島 こんなアウターにストレートのパンツとかすごくセンスいいよね。

松川 複雑なレイヤードは必要なし。僕だったらフロントも全部閉じて着たいな。



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Photos:Kanta Matsubayashi Mai Shinya(Portrait) 
Stylist:Takeshi Toyoshima
Models:Hikaru Takakamo  Taiki Nomura  Masayuki Kawabata 
Composition&Text:Jun Namekata[The VOICE]