冬の重ね着自慢してもいいですか?

中田慎介さん
(BEAMS クリエイティブディレクター)

丈の違いで重ね着のグラデーションを楽しむんです

裾丈の違いで重ね着の
グラデーションを楽しむんです



1DAIWA PIER39

DAIWA PIER39 ジャケット 後ろ姿 DAIWA PIER39 ジャケット

「ベストにもジャケットにもなり、フードも着脱可能。まさにトランスフォームするダウン。これさえあれば、一着で二度三度おいしい。いろんなスタイルを楽しめるのが最大の魅力です」



2BANANA REPUBLIC

BANANA REPUBLICのスカーフ

「スカーフはアクセントとしてはもちろん、綿100%なら汗を吸ってくれる実用上の利点も。屋内外で寒暖差が激しい冬も使えます」


3NEEDLES × BEAMS

NEEDLES × BEAMSのトラックジャケット&パンツ

「フリース素材のトラックジャケット&パンツは現代版のヘビーデューティの象徴」



4DAIWA PIER39

DAIWA PIER39のチェックシャツ

「全体のムードを好きなアウトドアに寄せるためのアイテムとしてチェックシャツは重宝します。アウターの裾からチラ見えする長さが鍵」


重ね着から派生した“加え着”を紹介します!

 重ね着を生かしたコーディネートでお馴染み、BEAMSのクリエイティブディレクター兼ダイワ ピア39のディレクターを務める中田さん。お得意の“重ね着”コーディネートを存分に披露してもらった。
「実は、僕にとって重ね着って体型隠しなんです。中でもボリューミーなダウンジャケットは体型カバーに最適なんですよ」
 中田さんは重ね着の新しい派生形を楽しんでいるそう。
「今は重ね着から“加え着”なるものを提案したいと思って。要はただ中から外に一枚ずつ『重ねる』考え方ではなく、腕に、首に、頭に、と部分的に『加える』。コーディネートのバリエーションを楽しむんです。袖やフードが着脱可能なアイテムなんかも『加え着』にはもってこい。例えば暖かい日はベストとして着るけど、真冬の寒い日はすべて『加え』てフード付きのダウンジャケットとして活用する。昔から小物も好きで、いろいろと足していたんですけど、それを言葉にしたいなと思って“加え着”と命名しました。
 最近あらためて自分のルーツが見えてきたかなって思ってます。やっぱり僕のファッションは足し算が基本。引き算はできない。家の中も引き算がなくてえらいことになってます(笑)」



Photos:Kanta Matsubayashi 
Composition&Text:Mayu Yamamoto 
Text:Kohei Horikomi