2022.09.15

【ポロ ラルフローレンのコーチジャケット】スタイリストが探し出した「知られざる名品」18選ーPART.2ー

UOMOの数々のファッションページを手がける豊島さん。スタイリングはもちろんのこと、その信頼の源はリサーチ力の高さにもあった! 「こんなブランドあったんだ。知らなかった」「よくこんなアイテム見つけてきましたね!」そう、彼が探し出すのはいつも知られざる名品ばかり! いったい何を使って、どのように探しているのか。業界一のリサーチャーの“掘る(ディグ)力”に迫る。

ポロ ラルフ ローレン コーチジャケット

POLO RALPH LAUREN コーチジャケット

ラルフ ローレン×コーチジャケット×コーデュロイ。
「意外性」のトリプルコンビネーションです

「ラルフ ローレンでコーチジャケットってだけで珍しいのに、さらにコーデュロイって、まずない。思わずテンション上がりました(笑)。ラルフ ローレンはとにかくアイテムがたくさんあるので、その中から掘り出し物を見つけるのが楽しいんですよね」¥34,100/ポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン)


カルーゾ フォー ブランデット ツイードジャケット

CARUSO for BLANDET ツイードジャケット

カルーゾなのにいい意味で“アメリカン”な珍しい一着

「カルーゾといえばイタリアメイドならではの美しいシェイプが特徴だけど、このブランデットが別注したジャケットはアメリカンな段返り3Bブレザー。おまけに素材はイギリスの老舗生地メーカーのラバットのツイードを使用。コンサバ感が強めのカルーゾをカジュアルに着られるように作った珍しい一着です」¥198,000/カルーゾ フォー ブランデット(ブランデット ショールーム&ストア)


フィフス×コロンビアニットファクトリー ロンT

Fifth × Columbiaknit Factory ロンT

3XLのワンサイズ展開のみ。潔い!

「ボーダーが大人の間でも人気ですが、ピッチが太いと子どもっぽく見えるし、細いものはマルチカラーだったりで、ちょうどいいものって実は少ない。いろいろ探して見つけたのがこのバスクシャツとロンTを合わせたようなボーダーT。’90sの裏原ブランドを彷彿とさせるような雰囲気がいいですね。しかも3XLのワンサイズ展開というのも潔くて面白い」¥10,800/フィフス×コロンビアニットファクトリー(フィフス ジェネラル ストア)

ここでディグった!
Shopfifth general store
「ミリタリーアイテムを数多く取り揃える中目黒の古着屋。ヴィンテージの軍モノとテックアイテムを混ぜたスタイリング提案もしゃれたお店です」


グイド モカシンシューズ

guido モカシンシューズ

こんなスマートなモカシン、見たことありますか?

「レザーのモカシンを探すと大体ボリュームがあって武骨なものがほとんど。だけどアルゼンチンのシューメーカー、グイドの一足はヴァンプローファーのようなスマートなフォルム。レザーがすごく柔らかくて足馴染みも抜群です」¥38,500/グイド(シルバー アンド ゴールド トウキョウ)

ここでディグった!
ShopSilver and Gold
「大阪のセレクトショップが東京に進出。地方のショップならではの世界観が面白くて、ついつい足を運んでしまいます」


PLATFORM ナップサックとコインポーチ

PLATFORM ナップサックとコインポーチ

オンライン展開がメインの知られざるガレージブランド

「宮城県を拠点とするガレージギアメーカー、プラットフォルムは幡ヶ谷のナイスマウンテンで偶然発見。この手のものってブランドロゴやデザインがきいているものが多いけど、そういった主張がいっさいないミニマルなデザインが魅力。自社ECがメインでまだ取扱店舗も少ない今が手に入れるチャンス」バッグ¥13,970・ポーチ(各)¥2,200/PLATFORM

ここでディグった!
Instagram@platformpacks
「アウトドアブランドってほっこりしたイメージがあるけど、ここはソリッドな雰囲気。余計なものを省いたミニマルなラインナップに注目です」




Photos:Yuichi Sugita 
Stylist:Takeshi Toyoshima
Composition&Text:Mayu Yamamoto

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