スタイリスト豊島 猛の  Dig Now, Buy Now!

SNSだけじゃない! 立ち話は新情報の宝庫

編集部 豊島さん、新しいバッグ買いました? いいですね。どこのですか?

豊島 プラットフォルムって宮城県発のガレージブランドです。

編集部 全然知らないです…(笑)。豊島さんってそういうみんなが知らないブランドをたくさん買ってるけど、どうやってリサーチしてるんですか?

豊島 撮影のリースの合間にショップに立ち寄ってスタッフと情報交換するのは当然として、気になるブランドのSNSアカウントはタグづけされているショップなども遡って調べます。関連アカウントも見ますし、新しいブランドを取り扱ってる店舗がセレクトしているほかのブランドもチェックしたり…。そうすると芋づる式にいろんな情報が入ってくるんですよね。guidoはそれで発見しました。あとはプレスの方とか編集さんに「最近面白いものないですか?」って会うたびに聞いてます。そうやってカミサス マノロとかは知ったんですよね。

編集部 そんなにリサーチしてるんですか。でもそういう“知られざる名品”ってすごく物欲刺激されますよね。

豊島 ですね。僕自身、新しいものを見つけることが好きですし、クラシックなブランドや定番ブランドの中にも掘り出し物って探せばたくさんありますよ!


カミサス マノロ シャツ

CAMISAS MANOLO シャツ

何ですか、このブランド。気になります!

スペインのテーラーメイドのシャツメーカー。コレクションのビジュアルがとにかくしゃれてる

「国内にもほとんど入ってきていない新しいブランドには常にアンテナを張っています。スペインのシャツメーカー、カミサス マノロはただ品質がいいってだけでなく、シャツへのアプローチが自由で、素材や襟の形など、いい意味で普通じゃない。コレクションビジュアルもとにかくおしゃれで、既存のジャンルには当てはまらない。例えばウェブサイト(https://camisasmanolo.com)を見ると、コラージュを効果的に使っていたり、大胆な寄りのカットを差し込んでいたり、ルックをシークエンスっぽくレイアウトしていたり、遊び心がいっぱいです」 (各)¥41,800/カミサス マノロ(エスメラルダ・サービスド・デパートメント)


ヴァンズ アナハイム ファクトリー ハーフキャブ

VANS アナハイム ファクトリー ハーフキャブ

ヴァンズの“じゃないほう”のハーフキャブ、しかもアナハイムモデルです

「誰もが知るブランドこそ、“代表作じゃないほう”に目を向けるのもディグの基本。僕がいちばん多く持っているヴァンズのスニーカーは、スラックスに合わせてもハズシとして使えるし、デニムやチノパンに合わせてもストリートの文脈で履けるから汎用性がすごく高い。大体エラやオーセンティック、スリッポンを買いがちだけど、実は狙い目はハーフキャブ。中でもこのアナハイムモデルは、当時のシャープなフォルムに加えて、白レザーだから実に大人向けな一足なんです」¥13,200/ヴァンズ(ビームス 原宿)


コム デ ギャルソン スウェット

COMME des GARÇONS HOMME
スウェット

パッと見はロンT。実はスウェットなんです

「コム デ ギャルソンは店舗によって扱うモノが微妙に違ったり、思いがけない名品に出会うことがあるので、マメなショップリサーチが欠かせません。今回ドーバーストリートマーケットで見つけたロンT型のスウェットもそう。ありそうだけど見たことがない。普通のスウェットだとリブが厚くてタックインしてもキマらないけど、これなら野暮ったくならずに収まる。ブランドを主張しすぎないさりげないピスネームもいい!」¥36,300/コム デ ギャルソン・オム(コム デ ギャルソン)


visvim クリケットセーター

visvim クリケットセーター

ビズビムだからこそファッションとして成立する

「クリケットセーターってモノはいいんだけど実際に着るにはクラシック感が強すぎるので敬遠している人も多いのでは? そんな中、ビズビムで正解を掘り当てました。手紡ぎに近い紡績機を使用した手の込んだ作り、それでいて肩がドロップした現代的なオーバーサイズのシルエットはまさに温故知新な一着。今のファッションとして楽しめます」¥324,500/visvim


Riprap デニムパンツ

やりすぎないデザインデニム、最高の一本を見つけました

「モノづくりに定評のあるBROWN by 2-tacsで下積みを重ねたデザイナーの西野さんが立ち上げたリップラップ。このワイドデニムは、センタークリースをステッチで縫いつけた一本。大げさなデザインではなく、スラックスのディテールをさらっと取り入れている。遊び心と伝統的な部分を兼ね備えたデニム」¥27,500/Riprap



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Photos:Yuichi Sugita 
Stylist:Takeshi Toyoshima
Composition&Text:Mayu Yamamoto