01:「リーバイス®︎」501

松川総さん(スタイリスト)
「ジーンズは基本的にフィット感と丈で選びます。これはメイデンズショップで1年ほど前に見つけた501ですが、股下がジャストでピンときました。普段、仕事でモデルや俳優さんに服を着せるので、トレンドを意識したり太めのシルエットのパンツも選びますが、そのせいかビッグシルエットはもうお腹いっぱい(笑)。40代に差し掛かり、最近はすっきりとしたシルエットに惹かれるようになりました。この501は丈感も抜群ですが、後ろ姿を決定づけるお尻周りの収まりも◎。試着するときは、フロントだけでなく、バックスタイルまで注視します。今回はアメカジをベースにしつつ、あまり無骨になりすぎないようロゴが可愛いスウェットやキャップでバランスを調整。春の羽織りとして重宝しそうなコモリのミリタリーパーカもコットンシルク特有の上品な光沢感があり、土臭さを消してくれています」




02:「リーバイス®︎」509

タカハシヒロキさん(会社員)
「信頼を置いている古着屋“clothier(クローチア)”で出会ったこのジーンズはリーバイス。80年代の隠れた名品とも評される509です。普段なかなかデニムをはく機会がなく、自分らしい一本を見つけられていなかったのですが、これはとてもしっくりきました。よく知られている501ではなく、505と519の中間のようなフォルムで、なんてことない普通さとマニアックさが混在している。天邪鬼気質な自分らしいチョイスだなと思います(笑)。トップスはニューヨークのブランド“ボーディ”のもの。カーディガンのようですが、実はヴィンテージのテーブルクロスで作られたシャツなんです。ユニークなテキスタイル選びやデザイナー自身の哲学を感じるデザインが気に入っています。これもそうですが、ここ1年くらい、女性デザイナーが手掛けるメンズウェアの中でも知性や品を感じられるものに惹かれます。このシャツを主役にしつつ、裏方として古着の509を合わせて中和する、そんな着こなしが今の気分です」




03:「リーバイス®」501

渡辺賢史さん(会社員)
「最近は古着のデニムをよくはいています。持っている5本中3本はリーバイスで、新品にはない佇まいに惹かれます。リアルなアタリや色落ちなどを求めて、じっくりと時間をかけ、理想の一本を探すことが古着の醍醐味だと思います。代々木上原の古着屋で購入したこのリーバイス501は、去年の冬に買って春になったら着ようと楽しみに寝かせていました。バスクシャツにコモリのジャケットを羽織り、エルメスの鮮やかなスカーフをプラス。大人っぽくシックな雰囲気を出してみました。色の縦落ち具合と、アタリがはっきり出ているところが特にお気に入り。さらにガシガシはいていって育てる楽しみもジーンズの醍醐味ですね。野暮ったく見えないように裾はロールアップして調整。古着のリーバイスでまずチェックするところは、メイドインUSAかどうか。生地や縫製の仕様、何から何まで違うのでやっぱり気になります。あとは色落ち加減と自分にあったサイズ感かくらい。主に古着屋は下北沢や高円寺、学芸大学あたりを巡ることが多いです。旅行や遠出をした時も、現地の古着屋に必ず立ち寄るようにしています」




04:「リーバイス®」ステイ・ルーズ

豊島猛さん(スタイリスト)
「2020年の秋冬から出ているリーバイスのステイ・ルーズが去年から気になっていまして。去年は濃紺やブルー系が好みだったんですが、今季はブリーチ系が気分。アイスブルーみたいなトーンが気に入ってます。黒やネイビーだけでなく、ベージュ系のアイテムとも相性がいいし、合わせるアイテムを選ばないのはありがたいところ。スケーターに人気があるラインで、堀米選手もはいていたことから火が付いたという印象ですね。環境に配慮したヘンプが使われているらしく、ごわつかずとても快適なはき心地。コットンニットのスキッパーはメイアス、その上に羽織っているドリズラーはスティーブン アラン×マクレガーのもの。淡い色味をベースに、ネイビーのキャップとナイキの黒スニーカーで引き締めました。トップスもボトムスもゆるくまとめるのが定番。たっぷりボリュームのあるバギーパンツを、裾丈長めでクッションさせてはいています。ブルーのシャンブレーシャツやストライプシャツなど、品のいいアイテムと合わせるのもいいかも」





Composition:Tetsu Takasuka