グラミチ、ディッキーズ…「大人のショートパンツ」サイズ選びの正解・不正解
同じブランドの同じパンツでもサイズ選びで印象は大きく変わる。では、今年のトレンドを主張するのに最適なサイジングは? それを検証するために、体型の異なる5名が“いつものサイズ”と“気になるサイズ”をはき比べてみた。

グラミチ、ディッキーズ…「大人のショートパンツ」サイズ選びの正解・不正解
同じブランドの同じパンツでもサイズ選びで印象は大きく変わる。では、今年のトレンドを主張するのに最適なサイジングは? それを検証するために、体型の異なる5名が“いつものサイズ”と“気になるサイズ”をはき比べてみた。
PROPPERのカーゴショーツ

米軍へ多数の納入実績を誇るPROPPER社製のカーゴショーツ。’90年代のBDUトラウザーをベースとしたモデルで、まっすぐ落ちる中太シルエット。コットン100%のリップストップ生地を採用し、ウエストはアジャスター仕様。好みで大きめサイズをギュッと絞って着るのもいい。ショーツ(各)¥7,700/プロッパー(ハイ!スタンダード)
大川貴之さん(アヤメ セールス)
168㎝ 74㎏ いつものサイズ:XL
の場合
今年はこっち!

「初めてのMサイズだったが意外とスッキリはけた」
普段はXLサイズしか選ばないが、これは太めのシルエットかつウエストまわりにゆとりがあったので、2サイズ下げてみることに。きれいなシルエットに仕上がって、アリ判定
柳 雅幸さん(フリーランスセールス)
173㎝ 63㎏ いつものサイズ:M
の場合
今年はこっち!

「XLをギュッと絞るとプリーツのようになった」
いつものサイズも悪くはないが、少年感がぬぐえずXLにトライ。もともとウエストが大きな作りなので、しっかり絞ることでプリーツのようなシワができて、こなれた印象に
Dickiesのワークショーツ

定番TCツイル生地のワークショーツは、やや細身で長め丈。張りのある生地で、パリッとした立体的なシルエット。体型にジャストなサイズを選ぶなら、フォルムがタイトめなショーツに対してトップスにビッグシルエットをもってくるのがオススメ。ショーツ(各)¥6,050/ディッキーズ(ディッキーズ ルミネエスト新宿)
田中 望さん(レボリューション PR プレス)
172㎝ 58㎏ いつものサイズ:S〜M
の場合
今年はこっち!

「大きめをロールアップでラフな雰囲気に」
ピッタリサイズの28だと細くて真面目な印象を受けるので、2サイズ上げて太めにはくのがよさそう。裾の長さが気になるため、ロールアップしてラフな雰囲気を楽しみたい
仲田 祥さん(会社員)
175㎝ 60㎏ いつものサイズ:L
の場合
今年はこっち!

「サイズダウンでワークショーツが上品に」
今季はストリート感のある着こなしではなくキレイにショーツをはきたい僕にとって、スマートな28が好みでした。上品なショーツをトップスでカジュアルダウンさせるのが気分
GRAMICCIのG-ショーツ

裾がややフレアするグラミチ定番のショーツ。細すぎず太すぎないジャストフィットなシルエット。180度の開脚が可能な股下のガゼット、片手で調整できるウェビングベルト、張りとコシのある耐久性が高いオーガニックコットン素材と、動きやすさ抜群。イージー仕様ではき心地も楽だ。ショーツ(各)¥7,700/グラミチ(インス)
安武俊宏さん(ビームス プレスチーフ)
166㎝ 53㎏ いつものサイズ:XL
の場合
どっちもあり!

「サイズによってスタイリングを変えたい」
マイ定番はゆったり見えるXL。安心感はあるけれど、今季はコンパクトなSサイズに上は大きめアノラックを合わせても。スタイリング次第で使い分けたい
柳 雅幸さん(フリーランスセールス)
173㎝ 63㎏ いつものサイズ:M
の場合
今年はこっち!

「大胆にサイズを上げるとふっくらして見えてかわいい」
いつものMサイズだと膝小僧があらわになって幼く見えるので、思いっきり大きめのXXLサイズを選択。ビッグサイズのトップスとも相性よし
仲田 祥さん(会社員)
175㎝ 60㎏ いつものサイズ:L
の場合
今年はこっち!

「大きすぎず小さすぎない絶妙サイズを見つけた」
例年だとLサイズを選ぶところだが、今の気分的にはオーバーシルエットすぎる印象。Mサイズにチェンジして膝を出すことで、脚長に見えるバランスにチェンジ