前編のつづき)


メンズ10型、全色買っても175,590円!


すでに巷では情報解禁から話題騒然。グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」と伊・ミラノ発祥のコレクションブランド「MARNI(マルニ)」との初コラボ「UNIQLO and MARNI(ユニクロ アンド マルニ)」が、いよいよ5月20日(金)に発売される。


待ちきれないウオモ編集部員がプレスルームに突撃した試着ルポは前後編の構成。前編で紹介したセットアップ中心の大人向けコーディネートに続き、後編では怒涛のカジュアル推しで、人気確実なアイテムを身長・体重付きでリアルに試着していこう。



黙々と後編の準備を進めるY神。前編で3ルックの大人コーディネートを披露してくれた藤村雅史・ウオモ本誌アートディレクターが声を掛ける。


藤村AD:表紙の打ち合わせがあるので失礼するよ。後編はカジュアルアイテムかな?


Y神:はい。前編の撮影中に本誌編集長が見ていたアイテムを並べといてあげようかなと。


藤村AD:優しいねぇ。ショーツもあるね。



ウオモ本誌編集長の池田誠が気になっている「ユニクロ アンド マルニ」から、ヘビロテする夏が容易にイメージできるカジュアル4点をピックアップ。後編で初出のショーツ2型はマストバイ筆頭だ。


1:黒が1点も無い。

2:メンズの7割以上がカラフルな柄物。

3:スーツタイプのジャケットは1型のみ。

4:いつものコラボより1,000円安い?


これらが前編の取材で明らかになった「ユニクロ アンド マルニ」2022年春夏コレクションのおおまかな特徴だ。メンズは全10型。加えてユニセックスの小物として、ソックス(2足セット)が1型・5色ラインナップ。



対面のラックには取材陣の残り2人、池田編集長と編集担当のH條の姿があった。


H條:試着はスローモーションで、喜怒哀楽のジェスチャーは大袈裟にしてくれるとカメラマンが喜びます。記憶に刻みますので独り言は大きな声で。ほか、適宜、表現の自由に即した演出が入ります。


池田:ラジャー。了解。


3人のウオモ取材陣が三者三様のカジュアルをチョイスする試着ルポ後編、トップバッターは池田誠・ウオモ本誌編集長。藤村AD(身長175cm・体重65kg)とほぼ同じ身長176cm・体重64kgの標準体型。


H條:ラックの並びはよござんすか?


池田:おう。だいたい合ってる。






池田誠・ウオモ本誌編集長’s Choice



身長176cm 体重64kg



ボーダークルーネックTシャツ ¥1,990



池田:とはいえ、Tシャツはレッドよりもこのブルーのボーダーの方が気になっている。奇しくも、藤村社長とY神プロデューサーと被ってしまった。


ブルーの3人推しに偏った「ボーダークルーネックTシャツ」は、背面とのコントラストが映えるトリムTシャツのデザイン。ラックに掛かったレッドと、グリーン(イエロー・カーキ調ボーダー)を含む3色展開。


H條:ここで重要事項をば。通常はオンライン限定でゲットできるXXLサイズ・3XLサイズ・4XLサイズですが、本コラボのTシャツはXXLまでの展開で、オンライン限定展開はXLから上。すなわち、店頭販売はLサイズまでなのです。これはTシャツに限った話ですが、サイズ展開にバラつきがあるので注意が必要かと。


池田:お、おう。





オープンカラーシャツ ¥2,990/L



池田:そもそもアイテム名が「オーバーサイズオープンカラーシャツ」だから標準体型はLサイズで十分。しかも、無地のベージュは他人と被ったかどうかもわからない。逆の意味で本コラボでは目立つ存在。


池田編集長が試着した半袖シャツは、他色に前編で藤村ADが着用したネイビーがある。スカイブルーのステッチがアクセントとして効いているネイビーに比べ、ベージュは馴染む茶系のステッチ。同一商品とは思えないほどにアノニマスな存在感なのだ。


池田:これみよがしではない感じ。大人のチョイスってこういうものだと思う。





ワイドフィットボクシーショーツ ¥2,990/L


ユーティリティ ジャケット ¥6,990/L



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池田:とはいえ、せっかくだから手描きのチェック柄も気になる。上下でこの柄は難しいかな。


過去の特別コレクションの傾向分析から、「ショーツが早期完売する」という重要データがある。今春夏デビューの「ユニクロ アンド マルニ」の中で、最も早く完売するであろうアイテムが、アナログな手描きの格子柄がポップなインパクトを放つ「ワイドフィットボクシーショーツ」だ。格子柄はネイビー1色のみ。綿100%でXSから4XLまで(店頭販売はS~XLまで)。


池田:上着は上着でウオッシュドジーンズとの相性がいい。これも名称が「ワイドフィットユーティリティジャケット」とあるし、Lサイズで十分ではある。





ポケッタブルパーカ ¥4,990/L



池田:ん? ナイロン素材のこっちのパーカーは、同じLサイズでもさっきのカバーオールよりもシュッとした印象。これも上下では難しいけど。


池田編集長が試着しているブルーはラックに掛かったダークグリーンの色違い。格子柄が施されたショーツとのセットアップ対応アイテムだ。ポケッタブルなので梅雨時期には鞄に忍ばせておきたい。


H條:ねぇ、Y神パイセン。池田編集長って格子柄がお好きなんでしょうか?


Y神:どうなんだろうねぇ。チョイスのラインナップは一貫しているように思う。





2WAY ユーティリティ ショーツ ¥2,990/L



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Y神:あっ。H條さん、ショーツはインナー付きで水着にもなるみたい。アウトポケット・水抜き用の穴・キーコードまで付いていてめっちゃ便利。


H條:「マルニ」の母国、イタリアの地中海あたりに行きたいですね。サルディーニャ島とか。


Y神:ボクはアマルフィ海岸…。


池田:お2人さん、トップスのジッパーに「UNIQLO and MARNI」ではなく「MARNI」と書いてあるけども。たぶん注目はそういうとこよ。



Y神:セットアップもかわいい。


パーカーは4XLまで、インナーメッシュ付きでスイムショーツとしてもタウンユースでも活用できる同生地ショーツはXXLまでの展開。リゾート感覚でセットアップコーディネートにも挑戦してみよう。


H條:上下は抜群にオシャレですけども、ブリーフを履かずにインナー付きショーツ1枚で市街地を闊歩するには慣れが必要でして。皇居ランした後に九段下警察を通る際は罪悪感が芽生えてしまいます。


Y神:あくまでも水陸両用の2WAYね。インナー付きショーツは必ず下着なしで直履きしなきゃならぬものだと勘違いしないように。


池田:直履きうんぬんは半ばどうでもよく、Y神プロデューサーみたいに派手柄のセットアップにチャレンジする大人がそもそもレアかもしれない問題。






H條’s Choice



身長185cm 体重88kg



オープンカラーシャツ ¥2,990/XL


イージーワイドフィットパンツ ¥3,990/L



池田:ここにも激レアさんがいたか。


H條:本コラボのテーマは「Timeless essentials, remixed.」ですからね。「シンプルな中に大胆で遊び心溢れるカオスな世界観が融合したコレクション」と、公式リリースにも書いてありました。


Y神:上下のセットアップコーディネートはまさにカオス。ボクは白Tシャツと合わせたいかな。


身長185cm・体重88kgのH條のトップスサイズは、オンライン限定の最大値4XL。ウェブ担当らしく実店舗では買ったことがない。取材時は体にサンプルサイズを押し込むつもりだったが、どういうわけか、想定外なサイズ感のアイテムがあるという。



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オンラインストアが主戦場であるH條が、「実店舗で試着したほうがいい」というアイテムが「イージーワイドフィットパンツ」。ボトムスはXLがマイサイズだが、このパンツはLサイズで十分な大きさなのだ。


H條:藤村ADもおっしゃってましたけど、Lサイズでも土管のように太いし丈も長め。今からの生産調整はないはずで、ほとんどの日本人はLサイズでカバーできそう。XLとXXLはオンラインのみの展開ですし。


池田:まあ、上下もアリっちゃアリかも。


H條:トップスの「オーバーサイズオープンカラーシャツ」のほうは4XLまでありまして、個人的にびっくりですが、4XLとLの組み合わせになりそうです。とにかくオリーブのカラーが好みにズバリでした。





ブロックテックハーフコート ¥14,900/L



Y神:む? ブルーの花柄?


H條:これはウィメンズ。フラワープリントのアウターは「ブロックテックハーフコート」のみで、最も高額な14,900円。1万円を超えるアイテムは全商品中でこのコートだけです。オリーブの花柄はラインナップされずブルーのみ。これはウィメンズのLサイズで少々小さいですが、XXLまで展開がありますので…。


Y神:あっ。池田編集長が試着しておる。


H條:えっ、そっち?





テーラードジャケット ¥7,990/L



池田:そうそう。基本はアイテムもカラーもきちんとコーディネートしたい派ではある。サイズはLで肩もぴったり。だがしかし、格子柄チェックがなぜにこんなに気になるのか。それについては帰りの電車の中で静かに自分自身の胸に問うてみよう。


池田編集長のラスト試着。前編で藤村ADがセットアップで試着した化繊ジャケットをカジュアルにデニムで合わせた。ポリエステル混紡のストレッチ・速乾素材は感動モノ。オンでもオフでもヘビロテ必至だ。


Y神:そのジャケット、ボクも着てよい?


池田:どうぞ。






Y神’s Choice



身長165cm 体重60kg



テーラードジャケット ¥7,990/XL


ボーダークルーネックTシャツ ¥1,990/XL


ワイドフィットボクシーショーツ ¥2,990/XL


ソックス(2足組) ¥990/25~27cm




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三者三様のカジュアルスタイル、3人目は前編でフライング出演したウェブ ウオモ プロデューサーのY神。身長165cm・体重60kgのゆったりシルエット好きの彼はブルーのカバーオールから「テーラードジャケット」にチェンジ。が、Lサイズは好みのサイズ感では小さかったようでXLをチョイスした。


引きと寄りで着こなしをチェック。格子柄、ボーダー、無地しかもショーツというバラバラな個性をブルーのトーンでまとめた上級コーディネートだ。


池田:確かにソックスまで一分の隙もない。だがしかし、身長別コーディネートとして役に立っているかについては一抹の不安も残るのであった。





ソックス(2足組) ¥990



H條:1アイテム展開のグッズはソックスでしたね。これまた人気が出そうなカラーリング。


Y神:うむ。ソックスは初の「セット販売」になります。ランダムな2個セット販売ではなく、同じカラー系統でもう1足ついてのお値段です。


H條:なんと。テレコで着用するとデヴィッド・ホックニーのスタイルに!


Y神:いかにも。


Y神着用ソックスはブルー系2足の1足分。ほか、ブラック系2足、オリーブ系2足、ピンク系2足、レッド系2足の5パターン。計10色のバラエティだ。





ポケッタブルパーカ ¥4,990


2WAY ユーティリティ ショーツ ¥2,990



H條:Y神パイセン、最後にこちらをば。


Y神:まさか、下着を履かずに地肌にショーツを試着ルポするおつもりか…。


H條:ポケッタブルの実演です。


おぼつかない手つきでパーカーの内側に付属したポーチにウェア全体を包み込むY神とH條。前編と後編で取材してきたこれまでの商品ラインナップを振り返りつつ、なにやらヒソヒソ話している。




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H條:たぶん、発売日はあれですよね。


Y神:うむ。


H條:購入制限がきっとありますね。10型・全色買っても17万5,590円ですから…。


Y神:「+J」のときはどうだったっけ?


H條:「店舗ではひとり1商品につき各色1点、コラボ合計で5点まで、オンラインもひとり1商品につき1点まで」でしたね。今回もそれに近いかと。


Y神:めっちゃ吟味が必要ってこと。なおさらこの試着ルポ記事の重要性が高まるね。



さあ、発売日まであと3週間。鬱屈した日常が晴れ渡るような、明るい世界線がそこにある。これぞ、自己実現と地続きにある「LifeWear」だ。


前評判の高い早期完売予想のアイテムも多々あり、今までのコラボ特別コレクションよりも肌感覚で1,000円ほどリーズナブルに感じる割安感と、少々イレギュラーなサイズ感を考慮すると、事前の買い物シミュレーションは必須だと思われる。



セットアップの大人スタイルで構成した前編とカジュアルベースの後編、2本の試着ルポ記事を参考に、記念すべき初コラボを確実にゲットだ。


そして、次シーズン、「ユニクロ アンド マルニ」の秋冬の展開は果たしてあるのか!?




UNIQLO and MARNI
発売日:2022年5月20日(金)
シーズン:2022年春夏
コンセプト:Timeless essentials, remixed.
商品数:全20型/MENS(10) WOMENS(9) グッズ(1)
問い合わせ先:ユニクロお客様窓口 TEL:0120-170-296
UNIQLO and MARNI

Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh