前編のつづき)


発売日の1月28日(金)に先んじて、おしゃれな大人男子注目の「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」2022年春夏最新コレクションを試着ルポ。前編での「1月の今すぐ使える」マストバイに続き、後編では夏までイメージできるカジュアルアイテムを中心に紹介する。


取材担当は本誌でお馴染みのモデル髙橋義明。ブルゾンにコートを重ね着し、チンストラップまで防備した前編での最終コーディネート状態だ。



髙橋:まだ寒いけど、アレを着なきゃ。


さらなる試着取材のため、そそくさと「UNIQLO(ユニクロ)」のプレスルームへと戻る髙橋。ちなみに、クリエイティブなビジネスマン必携の「ステンカラーコート」(¥12,900)の後ろ姿も色気たっぷり。春風を切って闊歩したくなるライトアウターだ。


さて、髙橋が狙うアイテムとは?





①クライミングショーツ ¥2,990



それは、「ユニクロ ユー」で絶対にハズレの無いアイテムの筆頭、ショーツだった。


パリのデザインチームを率いるクリストフ・ルメールが手掛ける「ユニクロ ユー」が再編成されたタイミングは、2016年秋冬。翌2017年の春夏以降、フレッシュ過ぎずラフ過ぎず、大人感に定評のあるショーツは早期完売必至のアイテムになっている。


だが、発売が常に1月であるため、購入検討が先送りされがちでもあるのだ。



今春夏の「クライミングショーツ」は、ダークグレー、ピンク、オレンジ、ブラウンの4色すべて即買い推奨。ステンカラーコートを脱ぎ、インナーに着ていた「リブ ブルゾン」(¥5,990)1枚で上下のバランスを取った大人のショーツスタイルの完成だ。


特色は綿85%・麻15%の混紡素材であること。購入当初からヴィンテージ感が漂う。



髙橋:そのくたびれた感じが好みです。色味もスモーキーで気負わず着用できます。


ウエストゴムに加えて同色ベルトがコンビになったデザインで着脱もイージー。ハイキングパンツに着想し、股下をガゼットで補強した本格派だ。左側面に施されたファスナーポケットもミニマルに溶け込む。



アクセサリーとして、前編で紹介した「ドローストリングショルダーバッグ」(¥2,990)の黒をチョイス。この軽さがショーツスタイルにぴったり。


次は、墨のようなダークグレーのショーツに合う大人向けトップスを探そう。





②3D クルーネックセーター ¥3,990



選んだアイテムはラグランの「3D クルーネックセーター」。グレー、ナチュラル、ブラウンの3色展開で、これまた麻53%・綿47%の混紡素材となる。


そう、今春夏の「ユニクロ ユー」を特徴づけるエッセンスの1つが「麻ブレンド」なのだ。



ニットのグレーとショーツのダークグレー、ともに黒に近い色味の上下で奥行きがあるコーディネートに。肝心の「麻ブレンド」ニットの着心地は?


髙橋:肌に当たる麻の素材感が心地いい。Tシャツを脱いで素肌に着たいくらいです。



そのTシャツ1枚でのショーツスタイル。


単なるベージュと黒ではない絶妙な色彩美が、着る者を特別なクラス感に包み込む。着用アイテムが限られる春夏は、ニュアンスカラーが持ち味の「ユニクロ ユー」の存在感が最大限に発揮される。



さらに足もとを軽くするならば、エスパドリーユに着想した「ニットスニーカー」(¥3,990)の色違いであるカーキがお勧め。これまでのブラウン基調から淡くなりつつあるカラーパレットの今春夏、ソールまでワントーンで彩られたカーキに注目してみたい。





③エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)¥1,500



そして、髙橋が着用するTシャツも、春を待たずして色欠けやサイズ欠けが起こりうる大人買い推奨アイテム。「ユニクロ ユー」の発明品ともいえる「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」だ。


今春夏は下着感がさらに薄まり、5分袖での提案。先のニットスニーカーのカーキや手前のパープルが新色で全15色展開。サイズは4XLまで揃う。



5分袖は肘を曲げても袖が余る。


髙橋:シンプルなアイテムだけに着心地が新鮮。主役級のTシャツですね。


サイズアップしてもネックは大きくならない旬のオーバーサイズ。前編で言及した、「シルエットやサイズ感、素材使い、着回しなど総合的な提案力の向上」を最も顕著に感じ取れるアイテムだ。





④ストライプ Tシャツ ¥1,990



ユニクロ独自のエアリズムコットンTシャツは綿53%・ポリエステル30%・複合繊維17%の混紡素材。コットン100%が好みならば、70年代のサーフカルチャーに着想したボーダーTシャツで遊んでみたい。


考えずに着ると恰好だけティーンエイジャーになってしまう、想像以上にハードルの高いデザインTシャツ。さて、どう料理すべきか?




⑤レギュラーフィットジーンズ ¥4,990



髙橋:自分がスタイリングするならば、ケミカルウォッシュにパンツインが面白い。


コットン100%の定番ジーンズは今春夏は2型のラインナップで、深めの股上とテーパードしたレギュラーフィットは共通する。1色展開のケミカルブルーはサイドまでミシンステッチ仕上げ。懐かしさがこみ上げるあえてのチープシックを受け容れよう。





⑥セルビッジ レギュラーフィットジーンズ ¥4,990



シルエットが共通するもう1型は、マニアックなこだわりのセルビッジデニムだ。


ブラック、ナチュラル(生成)、ネイビー(ノンウォッシュ)の3色展開だが、ブラックのセルビッジ付きは「ユニクロ」の全ラインナップでも異色。ロールアップして着こなしのポイントとしても活用できそう。


さあ、パンツをチェンジして最終試着へ。





⑦ワイドフィットベイカーパンツ ¥3,990



ラストの試着は髙橋義明チョイス。デニムではなく、意外にも太いベイカーパンツ。しかもナチュラル系だ。


ボトムに選んだ「ワイドフィットベイカーパンツ」はブラック、ナチュラル、オリーブの3色展開。工具入れになるポケットが複数付属したオリジナルデザインだ。ジーンズに匹敵する人気を獲得しそうな予感。





⑧コットンリネンストライプシャツ ¥3,990



ベイカーパンツに合わせた柔らかな印象のストライプシャツも今春夏の「ユニクロ ユー」の隠れトレンドである「麻ブレンド」。綿95%・麻5%の混紡で、着込むほどに味が出てくる大人シャツだ。





⑨オーバーシャツ ジャケット(デニム)¥6,990



アウターは「オーバーシャツ ジャケット」。一見するとデニムのカバーオールだが、ネーミングの通りシャツジャケットの範疇。ボトムの展開はない。


しつこいようだが、これも綿88%・麻12%の混紡デニム。パリのデザインセンターからの提案となるリネンブレンドならではの緩さと優しさが、2022年春夏の気分に心地よくフィットする。



第1ボタンまでしっかり留めて、ナードに攻めた髙橋。アーティスティックな佇まいだ。


前編の「今すぐ使える8選」と後編の「大人カジュアル9選」、前後編でお届けした「ユニクロ ユー」2022年春夏シーズンの試着ルポはこれにて終了。



ラストカットは公式ヴィジュアルの前で。


ユニクロ公式オンラインストアでは、1月28日(金)の午前中に販売スタート予定。本稿を参考に盤石の購入計画を立てて欲しい。


「麻ブレンドの着心地は、試着しないとわからないかも…」と、髙橋から最後に一言。まん延防止等重点措置に配慮しつつ、実店舗にも繰り出してみたい。




Uniqlo U:2022年春夏コレクション
発売日:2022年1月28日(金)
商品展開:ウィメンズ(30)・メンズ(23)・グッズ(2)・キッズ(9)
Uniqlo U スペシャルサイト:www.uniqlo.com/UniqloU

Photos: Hiroaki Horiguchi
Model: Yoshiaki Takahashi
Text: Takafumi Hojoh