これぞ、大人のユニクロ、大人のカジュアル!


グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」の2021年秋冬を締めくくる特別コレクション「UNIQLO and JW ANDERSON(ユニクロ アンド JW アンダーソン)」が、いよいよ12月3日(金)に発売される。


それに先駆けて、プレスルームでどこよりも早い試着取材を試みた取材陣だが…。



①オーバーサイズラガーシャツ ¥2,990



スタイリスト井田正明:おっと。Y神さん、裾をもう少したるませて抜け感をプラスしましょう。


Y神:さんくす。


いつもの最速試着ルポとは趣向を一変。


今秋冬の「ユニクロ アンド JW アンダーソン」取材は、スタイリスト3人による三者三様カジュアルコーディネートの提案だ。事前情報は一切無しでプレスルームに赴き、その場で大人男子向けに即席スタイリングを組んでもらった。これは参考になる!



登場する3人のスタイリストは、左から瓜坂拓海(うりさかたくみ)、庄将司(しょうまさし)、井田正明(いだまさあき)。UOMO編集部ではおなじみの面々だ。


用意された商品サンプルは1色につき1着ずつ。互いがどのようなスタイリングを目指すのか、軽く牽制し合いつつ、独自の大人カジュアルを目指す。



②カシミヤグローブ ¥3,990


③カシミヤマフラー ¥5,990



3人が手に取ったグローブとマフラーは、100%カシミヤ製でベージュ・グレー・ネイビーの3色展開。ニット帽もあり、同色で揃えたくなる。


クリスマスギフトにも喜ばれそう。



というわけで、スタイリング合戦は最年長の井田正明から。今秋冬の「ユニクロ アンド JW アンダーソン」は明るいカラーパレットとタータンチェック柄などのハッピーテイストが印象的。


発売済みの「ユニクロ ユー」や「+J」、「ホワイトマウンテニアリング」コラボでは黒やネイビーを基調としたミニマルデザインが多かったため、このカジュアルインパクトはスタイリング魂に火を点ける。師走のフェスティブムードにぴったりだ。


井田:この柄はピーターラビット? たしかジョナサン・アンダーソンの祖国、英国発ですよね。



④ベンジャミン・バニー™スウェットシャツ ¥3,990



Y神:そちらのウサギさんはピーターさんではなくて、イトコのベンジャミンさん、正確にはベンジャミン・バニーさんです。絵本「ピーターラビットのおはなし」(1902年)の挿絵からチョイスしてます。


井田:Tシャツの方がピーター。了解です。


リラックスフィットのスウェットプルオーバーはジェンダーレス。プレスルームに掲げられた公式ヴィジュアルの世界観も、「マグレガーさんの庭」のような英国調クラシカルテイストだ。遊びゴコロのある着こなしが楽しめるが、取り入れられたら上級者だろう。



スウェットの隣に置かれたイージーパンツはウィメンズ。だが、ウエストゴムとXXLまでのサイズ展開で、標準体型の大人男子ならば着用可能だ。


井田:太めの裾の切り替えがジョナサンぽいですね。自身のシグニチャーブランドでよく用いられるアイコニックなデザインなので、1ルック目ではそのあたりを匂わせて組んでみたいなと思います。





STYLE SAMPLE①:井田正明



⑤フランネルパジャマ(上下)¥3,990


⑥フランネルパンツ(UNISEX)¥1,990



スタイリスト井田正明による大人男子へのコーディネート提案、1ルック目がこちら。


タータンチェック柄のイージーパンツは最も濃いネイビーパターンをチョイス。トップスに合わせた開襟シャツは、なんと上下セットのパジャマだ。



身長170cm・体重60kgの井田。シャツはLサイズ、パンツはLサイズ(ウィメンズ)を着用。


井田:大人男子らしく、最近の僕のテーマでもある品のあるリラックススタイルを意識してみました。イージーパンツとパジャマの合わせは意外かもしれないですけど、ネルシャツのステッチやチェックパンツの裾の切り替えしなど、「JW アンダーソン」らしいデザイン性で部屋着感をあまり感じさせません。


スタイリスト庄将司:そのシャツ、僕にも着させてくださいよ。ステッチが効いてますよね。



井田の隣で試行錯誤していたスタイリスト庄将司、同じくパジャマのトップス使いを検討中。


:なるほど。ネルシャツで開襟仕様とはユニークですね。あと、パジャマは上下セットだから、購入したらパンツも付いてくるわけですよね。そのパンツも使い切ってこそ、さすが井田さんって気がしますけど。


井田:もちろん。2ルック目はその方向で。


:ねぇ、瓜坂くん?



かたやスタイリスト瓜坂拓海、2人の掛け合いには混じらず、タータンチェックのラックでコーディネートを夢想中。“大人男子”を強く意識している。


スタイリスト瓜坂拓海:さすがに赤系タータンチェックはクリスマス過ぎて気恥ずかしいかも。あと、大人男子を40代だとすると、さすがにウィメンズはウエストが入らないこともあるだろうし。ここはきっちりメンズのカテゴリーでのタータンチェックを…。


:真面目だねぇ。





STYLE SAMPLE②:井田正明



⑦ニットトラックブルゾン ¥3,990


⑧フランネルパジャマ(上下)¥3,990



スタイリスト井田正明による大人男子へのコーディネート提案、2ルック目がこちら。


先ほどの1ルック目で取り入れたパジャマトップスと対になるパンツを採用。同じくネイビーのジップアップセーターと組んだコーディネートは、“文化系スポーツ男子”っぽい雰囲気も感じさせる。



井田:裏テーマは、上下セットのパジャマのセパレート使い。購入アイテムはこのセーターと先ほどのチェックパンツ、そしてパジャマの3アイテムで応用を効かせてみました。もちろんパジャマ上下もアリなので、全部で3コーディネートになるのかな。


:これはお得だ。納得です。



人気が出そうなニットトラックブルゾンは、ヴィンテージ古着でよく見かけるスポーツアウター。化繊が一般化する以前は、ウール素材のアイテムがスポーツのユニフォームに取り入れられていた。


井田:そう、このニットは「ユニクロ」ではアウター扱いなんですよね。加えて、ジップを首元までアップするとタートルネック風にも使える。パジャマもそうでしたけど、着回しや省エネを意識する今の時代らしい大人コーディネートになったかと思います。


リーズナブルな着回しにも配慮した、スタイリスト井田正明による大人コーディネート2ルック。12月3日の発売日には、ぜひ参考にして欲しい。



⑨パデッドブルゾン(WOMENS)¥7,990



前編のオマケ。ウィメンズのブルゾンを着用した井田が手にしているメッセージカードに注目。


Y神:む。ジョナサンさんからの手紙!?


井田:AR(拡張現実)です。


Y神:えーあーる…。


面白い試みとして、アイコンのピーターラビットと一緒に「ユニクロ アンド JW アンダーソン」の世界観を3Dで体感できるデジタルコレクションブックが登場。カードのバーコードを読み込むと…。



Y神:なんとっ。H條さんのデスクにピーターラビットはんが。可愛いけれど、触れないぃ…。


ご覧のように、ARで立体化したピーターラビットやベンジャミンバニーらがコレクションルックを着たモデルとともにポップアップ。記念にスクリーンショットを撮ったり、SNS拡散も可能だ。


ジョナサンからの「Have a warm and cozy holiday.」の言葉が添えられたメッセージカードは、ユニクロ各店で配布中。発売日前に貰っておこう。



以上、「ユニクロ アンド JW アンダーソン」2021年秋冬の即席スタイリング合戦、前編は終了。


:なんか見てる?


瓜坂:大丈夫です!


後編では、こちらの2人がメインで登場。庄将司と瓜坂拓海が手掛ける大人男子向けカジュアルコーディネートに期待しよう。近日公開!




UNIQLO and JW ANDERSON 2021年秋冬コレクション
発売日:2021年12月3日(金)
商品展開:WOMEN(12), MEN(10), UNISEX(2), グッズ(7)
UNIQLO and JW ANDERSON

Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh