去年の秋冬よりも、さらに茶色い!


クリストフ・ルメールが率いるパリのデザインセンター発の特別コレクション「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」がいよいよ9月17日に発売開始。それに先駆けて、恒例となった事前試着ルポをプレスルームで決行。


ナビゲーターはUOMO本誌でお馴染みのモデル、松本雄司。ちょうど昨年の今頃も、松本はブラウンカラーを打ち出した「ユニクロ ユー」を試着ルポしていた。



松本雄司:去年はオレンジっぽいブラウンでした。今年はもっと濃いめのような気がします。


打ち出しカラーは前秋冬を継承したブラウン。もはやブランドカラーと言えるかもしれない。今秋冬の色調は大人っぽいビターテイストなのだ。


メンズの商品ラインナップは全22アイテム(ウィメンズ36・キッズ15)。その中から、大人男子にお勧めのマストバイ商品を実際に試着しながらチェックしていこう。



①スウェットパンツ ¥3,990



ますは、土台となるボトムから。もちろん、アイコニックなブラウン系カラーで選んでみよう。


松本がチョイスした2本は、スタイリストやエディターらのファッションプロの多くも注目していたスウェットパンツ。去年も人気だったアイテムだが、今秋冬はブラウン系が2色のバリエーションに増えている。


もはやリモート勤務が当たり前のスタイルになっている昨今では、オン・オフ両方で使える上質なスウェットパンツの需要が高まっている。



②ヘビーフランネルオーバーサイズシャツ ¥3,990



トップスは人気確実のネルシャツ。オンブレチェックというおぼろげな格子柄が今秋冬の提案だ。


カラバリは手前からオリーブ、ベージュ、ブルー、そして松本の奥のトルソーが着たパープルの4色展開。絶妙なニュアンスカラーで、松本のように迷うこと必至。


残暑が続く9月17日の発売日には、秋の入り口から使えそうなシャツからサイズ欠けしていくと推測される。



迷いつつ、ダークブラウンのスウェットパンツとベージュのネルシャツを選んでコーディネート。


ちなみに、スウェットパンツは黒を含む3色展開だが、松本着用のダークブラウンのみ、霜降りグレーのようなメランジ調のミックスカラーになっている。


緩やかな濃淡が魅力のオンブレ(Ombre)チェックとの相性は、この色がベストマッチだ。



③ステンカラーコート ¥12,900



パンツはそのまま、上着をステンカラーコートにチェンジ。膝下ミドル丈で春先まで長く使えそう。


カラーは玉虫色ではなく、軍モノっぽい緑がかったカーキ。絶妙なカラーパレットは、なかなか断定できる色がない。パリのデザインセンターも、毎シーズン固有のカラーパレットを日々研究しているのだという。



重要なディテールとして、このステンカラーコートには裏地が施されていないのだ。


ソフトな肌触りの綿63%・ポリエステル37%の混紡素材。ビジネスシーンでも使えるが、半袖Tシャツの上から羽織っても肌の違和感は少ない。



④フリース カーディガン ¥5,990



松本:なにやら丸っこくてほっこりしますね。


そして、ノーカラー好きなクリストフ・ルメールのデザイン性が発揮されたフリース素材のカーディガンをピック。向かって左がダークブラウン、右がベージュ。



⑤ヒートテックチャンキーリブハイソックス ¥790



ネルシャツを脱いでスタイリングしてみた。


隠れた名作として話題になりそうな、ヒートテック素材配合のチャンキーリブハイソックスにも注目。


そのまま着用すると膝あたりまで伸びるが、ルーズソックスのようにくしゅくしゅとたるませてはくのがおすすめ。



美麗ニュアンスカラーが印象的な「ユニクロ ユー」2021年秋冬のテイストは、大人のリラックス感が極まるこのコーディネートに象徴されるかもしれない。


カーディガンのデザインベースはミリタリーコートのライニングで、アウターとしてもミッドレイヤーとしても着回しが可能。発売日のマストバイ候補に入れておこう。



⑥リサイクルダウンジャケット ¥7,990



カーディガンをダウンにチェンジ。素材とカラバリに変化はあるが、唯一のデザイン継続商品になる。


松本:このダウンは去年も試着した記憶がありますね。どのあたりが違うんでしょう…。


松本着用カラーはブルー。リサイクルダウンとフェザーの混合100%は変わらず、今秋冬はボディ素材までリサイクルナイロンを使用するようになった。サステナブルな観点でも進化した「ユニクロ ユー」を最も感じ取れる1着なのだ。



そういえば、昨年初登場したリサイクルダウンジャケットは、立ち上がりから2週間ほど経った第2デリバリーでの入荷だった。


今秋冬は初日から販売されるので買い逃しないよう。



白Tシャツ1枚で、前半ラストの試着へ。


WEB UOMOにて更新中のコンテンツ「ファッションプロが選ぶユニクロ ユー2021秋冬マストバイ3選」で、最も多くのファッションプロからの支持を獲得しているアイテムを探している模様だ。



⑦ローゲージ モックネックセーター ¥3,990



松本:これが着たかった。チクチクしません。


即完売確実のそのアイテムとは、微細なデザイン性が光る「ローゲージ モックネックセーター」。


タートルではなくモックネック、ウールではなくアクリルブレンドのカジュアルさと、ざっくりとした編地、優し気なラグランスリーブ。完成度の高いニットだ。



洋服好き大人男子に響くヘビロテ必至ニットは、ブラック、ナチュラル、ブラウン、ダークグリーンの4色展開。やはり、ナチュラルが人気沸騰予想だ。


以上で前編は終了。


パリのエスプリが効いたベーシックアイテムが毎シーズン刺さりまくる「ユニクロ ユー」2021年秋冬コレクションは、いよいよ9月17日発売。本稿を参考にアイテムを吟味して、しっかりと購入計画を立てておこう。



松本:あっ。こっちは黒だらけ…。


「やっぱり黒が好き」な大人男子もご安心を。盤石の商品ラインナップを誇る今秋冬は「黒アイテム」も多彩。ユニクロ ユーならではの良質なデザインと着回しやすい黒の組み合わせも、使えること間違いナシ。


後編は「黒いユニクロ ユー」にフォーカスする。乞うご期待!




Uniqlo U:2021年秋冬コレクション
発売日:2021年9月17日(金) ※一部商品は先行発売中
商品ラインナップ:ウィメンズ(36)・メンズ(32)・キッズ(15)
Uniqlo U スペシャルサイト:www.uniqlo.com/UniqloU

Photos: Hiroaki Horiguchi
Model: Yuji Matsumoto
Text: Takafumi Hojoh