杉原淳史さん(35歳/オーベット デザイナー)

前は…

「ダークトーンの服ばかり買ってしまっていた」



ペールカラーを品よく着こなす

ワードローブの8割は、尊敬するステファノ・ピラーティの服という杉原さん。「前はブランドの中でも、ブラックのアイテムを選びがちでしたが、この冬は明るい色を品よく着こなしたくなりました。総柄コートをメインに、これぐらいのペールトーンでまとめるのが大人にはちょうどいいんです」。


濱本仁さん(41歳/ディストリクト ユナイテッドアローズ マネージャー、セールスマスター)

前は…

「似た定番服だけで満足してしまっていた」



やりすぎないチェック×チェックで変化をつける

「守りに入った服装が増えていたのですが職場の同僚に感化され、もっとファッションの楽しさをお客さんに伝えなくてはと思ったんです」。結果、ドリス ヴァン ノッテンのニットとディストリクトのパンツでチェックを重ねて自分らしさを演出。


根本茂行さん(38歳/コンティニュエ プレス)

前は…

「シンプル志向で黒やグレーを選びがちだった」



大人の赤に挑戦したくなったから

「奇抜とおしゃれは違う」と黒やグレーばかり選んでいたものの、「赤は似合うのでは」と密かに機会をうかがっていた根本さん。そこで見つけたのがイタリア古着のコート。「エレガントで独特な朱色に惹かれたんです。すべて古着で統一し、コート以外は赤と相性がいい黒でまとめました」。



Text:Ryo Kikuchi