ワークなツナギから乗りかえました

越川 学さん
39歳/オーバーリバー ディレクター

「千駄ヶ谷から桜新町にオフィスを引っ越して輪をかけてマイペースにやってます。昨年免許を取って車を買ったのは大きな変化。ただ休みの日も用事がないと出かけないです」と越川さん。部屋着もマイペース。「ツナギを愛用しています。以前はヘラクレスやベンデイビスのとにかくデカいものばかり着てましたが、ビッグサイズも食傷気味だし、第一ゴワゴワして肌あたりがよくない。今は自分で企画しているホームレステーラーのツナギがいちばん気楽。ウール地で同素材のカーディガンも着用。外出時はそのまま上にパンツを重ねて。着心地よくて楽です」。


(写真上で)越川さんが着用しているホームレステーラーのツナギ。過去のシーズンのものだが、年末に東京のランチキやSkoolなど店舗限定で再販される。「みんなが着ないような服しか最近は着てません(笑)。ちなみに今は映画『mid90s』の影響もあって、’90年代初期の服が気になってる。初期のXLARGEとか」。



綿麻やメリノウールでも作ってみた!

ツナギを着るのは「年齢的にいいおじさんなので軽さを出していきたい。ただ安易にイージーパンツに流れたくはない」という意図もあって。「新たにメリノウール(下)や綿麻素材(上)で作ったのがこちら。より薄手で軽やか。そしてよく伸びる。洗うのも容易で今の時代に適している。リブ以外は、ほぼホールガーメントで作った自信作」。



Photos:Kanta Matsubayashi