「シャネル」ならではのユニークな視点でアートを紹介する「シャネル ネクサス ホール」で、10月2日(金)より、新たな展示が始まる。「Icons and Image Makers(アイコンとイメージメーカー)ナショナル ポートレート ギャラリー展」だ。
長年にわたり文化・芸術への支援を続けてきたシャネルは、世界各地の主要な文化機関とパートナーシップを結び、創造的・文化的な活動を支援。その一環として、2021年からはロンドンの「ナショナル ポートレート ギャラリー」とも協働し、女性の肖像や女性作家の作品に関する調査や新規収蔵、写真アーカイブの保存・研究などを支援してきた。
今回の展覧会では、そんな「ナショナル ポートレート ギャラリー」が所蔵するコレクションから、英国の映画、音楽、ファッション界を彩ってきた俳優、ミュージシャン、モデルらのポートレート約60点を厳選して展示。1950年代から現代まで、英国を代表する著名人を撮影した写真家を通して、時代を映し出すポートレート写真の魅力に迫る。
ポートレートを、レンズの前に立つ被写体と、レンズの後ろでシャッターを切る写真家という、二つの創造性が交差する瞬間として捉えているのも本展の特徴だ。
たとえば、セシル・ビートンは、オードリー・ヘプバーンとともにハリウッドスターのイメージをつくり上げた写真家のひとり。テリー・オニールは、デヴィッド・ボウイのサウンドを写真によって視覚化し、デヴィッド・ベイリーとモデルのジーン シュリンプトンは、「スウィンギング シックスティーズ」を象徴するスタイルを形づくった。写真家と被写体のコラボレーションによって生まれたイメージが、ひとりの人物を時代のアイコンへと押し上げていく過程も見どころになっている。
一方で、華やかなパブリックイメージの著名人をひとりの人間として、飾らない姿で捉えたポートレートも興味深い。たとえば、エマ・ハーディが撮影したダニエル・ラドクリフの優しく繊細なポートレートからは、若くして名声を得たスターの一面を垣間見ることができ、タミ・アフタブによるオリヴィア・ディーンの写真からは、彼女の遊び心あふれる素顔が伝わってくる。
展覧会のラストでは、マーティン パーが撮影した、海辺でくつろぐハリー・スタイルズの陽気なスナップショットや、コリーヌ・デイによる、会話に夢中になるケイト・モスのモンタージュなど、つくり上げられた「アイコン」とは異なる、ふとした瞬間の飾らない表情を捉えた作品が並ぶ。
芸術の秋。ポートレートを通して、英国カルチャーを彩るスターと、そのイメージを生み出してきた写真家たちのクリエイティビティに触れる展覧会で、アートに向き合ってみては。
会期:2026年10月2日(金)~11月29日(日)
開館時間:11:00~19:00(最終入場18:30)
※イベント開催時は開館時間が変更になる場合あり
料金:入場無料(予約不要)
会場:シャネル ネクサス ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F)
問い合わせ:nexus.ginza@chanel.com(シャネル ネクサス ホール事務局)
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