2020.12.25

【MY STANDARD 100】90年代「ロレックス」サブマリーナーの廃れないデザインと耐久性に惚れ直した!

コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。ビームスの前田太志さんは「長く使える定番」が自分のワードローブの選定基準であることを再認識し、過去に愛用していたものを今また使うように。

【MY STANDARD 100】90年の画像_1

【MY STANDARD 100 #61】 ロレックスのサブマリーナー 前田太志さん(ビームス コンテンツディレクター/36歳)



1950年代からデザインがほぼ同じ 永久定番ウォッチの高い汎用性に脱帽

今までは単純にビジュアルに惹かれてモノを購入していました。今は体験やそのモノが持つ背景を掘るなど、自身に学びを与えるモノやコトにお金を使うようになりました。また、過去に愛用していたモノをまた使いたいと思うようになって身につけています。「長く使える定番」が自分のワードローブの選定基準であるという価値観は変わらないと、再確認した感じです。



スマートフォンの普及もあって時計をつけない、ミニマルなスタイルに自分の思考が向いていましたが、最近また、時計を毎日つけるようになりました。90年代製造のロレックス サブマリーナーは、大切な方からいただいたもの。廃れないデザインと耐久性に惚れ直しました。高級時計に分類されますが、年齢的にもフィットしてきたので気おくれせずにつけられるようになったからかもしれません。




きょうはトーンを統一して時計が映えるクリーンなスタイルを目指しました。ロレックスに合わせて、一点一点上質なものをチョイスしてテンションを近づけたのもポイントです。今季はベージュ~ブラウンがトレンドカラー。この色味はカジュアルにもシックなニュアンスを添えてくれるので、スタンダードなんだなと、改めて思いました。







日本ロレックス https://www.rolex.com/ja

Photos:Naoki Seo(still) 
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori

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