ついに念願の車両が届き、カスタムのためその内装を一つずつ分解することに。作業の先に見た、ものづくりの美学とは?
内装の分解作業で感じたハイエースの設計思想とは
第1回で訪れたキャンピングカービルダー・ドリームドライブの全面協力のもと、作業は本格的に動きだした。ベース車両として選んだのは、ハイエース バン スーパーGL(ミドルルーフ)。サイズがより大きなグレードもあるが、駐車場の制約や日常使いとのバランスを考慮し、ベストな決断を下した。まだ設計を詰めている段階ではあるが、並行して内装の解体が始まる。
「やはり新車はアガりますね。ただ、その高揚感のまま、すぐに内装の解体に取りかかるというのは不思議な感覚。多少のもったいなさも感じます(笑)」
作業工程のレクチャーを受け、工具を手に取る藤ヶ谷さん。未使用の内装パーツを、丁寧に外していく。
「もっと力がいるかと思っていたけど、意外と簡単。それぞれのパーツに組み立てられている順番があって、理屈を理解すればスムーズに外せる。構造が見えてくると、一気に面白くなります。子どもの頃、ミニ四駆やプラモデルをやっていた感覚に近いですね。もう、めちゃくちゃ楽しいですよ!」
夢中になって作業を進める中で、クルマづくりの思想にも触れたという。
「見えない部分まで塗装されているのも驚きだし、主要な部分ではネジの規格がある程度統一されている。素人の自分でも作業ができるということは、整備する側のことを考えて設計されているんだなと感じました。こういう積み重ねが、ハイエースの人気や信頼につながっているんでしょうね。構造を知り、車両自体の思想に触れたこと、さらに自らの手で解体作業をしたことで、この車への愛着は一段と増しました」
「工具を扱うのはほぼ初めて。小さなクリップやビスを外していくと、最後に大きなトリムカバーが外れる。単純なことだけど、整備ずみ車両を買うだけでは、こんなパーツがあるなんて考えもしなかったと思います」
「リア部分の左右は基本的にシンメトリーの構造になっていました。だから先に取りかかった片側で仕組みを理解すると、反対側はよりスムーズに進められる。プロと比べればつたないけれど、少しずつ自分が上達していった気がします。こうして今日バラしたパーツをまとめてみると、本当に達成感がありますね!」
解体前|リア内装パーツを取り外した順番
1:リアシート
2:シートベルト
3:ステップカバー
4:トリムカバー
5:ピラー
6:スピーカー
7:アシストグリップ
8:ルームランプ
9:ルーフライニング
パーツが複雑に組み合わさった内装だが手順どおりなら意外と簡単に外れる。主要部のネジ径も統一されているため使う工具が最小限ですむのも日本車ならでは。
SPEC
グレード:スーパーGL(ミドルルーフ)
車両サイズ:4840㎜×1880㎜×2105㎜(全長×全幅×全高)
Kis-My-Ft2のメンバーとして2011年にデビュー。グループ15周年の幕開け曲となる「UNISON」はオリコン週間デジタルシングル1位を獲得。6月からは全国アリーナツアー「Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2026 fan IS・・・・・・」を開催する。