フリーアナウンサー 
青木源太の場合

フリーアナウンサー  青木源太の場合

ブームに先駆け、専門クリニックでの脱毛にトライ。ヒゲに始まり、腕・脚・脇、VIOにわたって、全身脱毛に挑むなど、まさにエキスパート&ご意見番的存在。

personal data
脱毛を決意したきっかけ:
ヒゲの濃さに悩んでいたところ、音楽プロデューサーのヒャダインさんの紹介で
脱毛部位:ヒゲ→腕・脚・脇→VIO 脱毛歴:7年 脱毛を行った場所:ゴリラクリニック


痛みを乗り越えたその先に
「光」が待っているんです。

 年末恒例、オリコンニュースが発表する「好きな男性アナウンサーランキング」では、2016年から現在まで毎年トップ10入りしている人気アナウンサーの青木源太さん。2020年に14年間勤務した日本テレビを退社、その後もジャンルの垣根を越えた活躍ぶりを見せる青木さんのもう一つの顔が…そう。脱毛オタク。「2015年に医療脱毛デビューして、その翌年からアナウンサーランキングにランクインするようになりました。脱毛で運気が変わったんじゃない?と言われます」。毛の流れを変えたことで、気の流れが変わったってことですか?

――まず、脱毛しようと思ったきっかけを教えてください。

青木源太(以下青木) そもそもアナウンサーって、清潔感がとても大事で、職業柄ヒゲがご法度なんです。毎日シェービングする必要があるんですが、僕はヒゲが濃かったので、朝、昼、夕方と一日3回剃っていました。でもそれだけ回数を重ねていると、気をつけて剃っても肌に赤みが出たり出血したり、いわゆるカミソリ負け状態になることがたびたびあって…。当時はよく肌荒れに悩んでいました。そんな姿を見ていた妻が、7年前のクリスマスに「脱毛に行ってくれば?」と後押ししてくれたのがきっかけです。

――どのくらい通われたんですか?

青木 ヒゲ脱毛は2015年から6年間かけて計30回通いました。個人差があるので「何回やればツルツルになる」という明確な基準がないんですよね。また、僕が通っているクリニックでは、毛周期の関係上、一度施術を行ったら次の施術まで10〜11週はあけるように指導されています。まさに「脱毛は一日にして成らず」なんです。

――ヒゲ脱毛を試みて、大きな変化はありました?

青木 今では週に1回程度、うぶ毛が気になったら剃る程度なのでかなりシェービングが楽になりました。

――もともと毛が濃いタイプですか?

青木 実は大学生時代までは人からヒゲの濃さを指摘されたことはほとんどなかったんです。ところが日本テレビに入社後の25〜30歳くらいの間で一気に濃くなって、それからはもう大変で…。数々のエピソードがありますよ。例えば、僕がランチから戻ってくると「焼きそばでも食べてきたのか」とイジられたり、泥棒のニュースを読むと「あれ? 犯人?」とイジられたり…(笑)。もちろん愛のあるイジリなんですけどね。

――ヒゲ脱毛で、すっかり脱毛の虜になってしまったというわけですか。

青木 ヒゲと並行して腕まわりや手脚の脱毛を進めていたのですが、それも終わって、今はVIOを処理中です。ヒゲの脱毛を通じて、不要だと感じる部分の毛はもはや全部なくていいと思うようになったんです。「要・不要」の判断は人それぞれだし、完全脱毛だけじゃなく、減毛という選択肢もある。脱毛って自分自身をカスタマイズする感覚に近い楽しさがあるかもしれません。


Vラインの毛流れの理想は、 ダビデ像なんです。

――周りでも脱毛にハマっている方は多いですか?

青木 芸人さんたちは早い時期からやられていましたし、アイドルも多いですね。僕が通っているクリニックは、音楽プロデューサーのヒャダインさんから紹介してもらいました。オリエンタルラジオの藤森慎吾さんは僕の脱毛の師匠なのでよく話を聞きますね。Vラインを初めて脱毛した時もツルツルにするか、一部残すデザインにするか迷ったので慎吾先生に相談しました(笑)。基本的には最初にどうするかを決めるんですが、まだ変更可能なタイミングなので今は形を残しつつ進めています。理想はズバリ、ダビデ像だったので、画像をクリニックに見せて「これにしたいです」と伝えました。

――あのダビデ像ですか?(笑)

青木 はい。Vラインの毛の生え具合といい、均整のとれた身体つきといい、僕の中ではいちばん美しい存在です。Vの毛については、トライアングル形、台形、半ドーナツ形、形を変えずに薄くするだけのナチュラルなどいろいろな形のサンプルを全部見たうえで、やっぱりダビデだなと(笑)。

――長い脱毛人生も、VIOでめでたくフィニッシュですね。

青木 いえ。実はVIOの後に鼻毛と眉毛を予定しています。「顔面エチケットコース」というのがあって、鼻毛は奥まで抜かずに鼻の入り口から数ミリだけを脱毛します。眉毛もまぶたの上にはレーザーが当てられないので、眉上からおでこ付近のうぶ毛を処理してもらうんですよ。本当は今すぐにでも始められるんですが、あえて寝かせています。自分のこの脱毛ライフが終わってしまうのが寂しいんです。

――脱毛を本当に心から愛してるんですね(笑)。逆に、毛が生えなくなることへの寂しさはなかったんですか?

青木 もちろんやる前には不安はありました。なので、脱毛を決意したときは「この先アナウンサーとして生きていく」と決めた瞬間でもあるんです。でも、今のところ脱毛しなければよかったと後悔したことはありません。むしろいいことずくめですよ。ヒゲ脱毛後は化粧水のノリもよくなって肌がきれいになりました。脱毛は、肌荒れに悩んでいる方にもおすすめしたいですね。それに、人って脱毛すると雰囲気が変わるんです。だから、もし悩みがあって何かを変えたいのだったら、脱毛という選択肢があってもいいと僕は思います。僕は脱毛してから仕事がすごく増えましたよ(笑)。



ヒゲ剃り後に3日ほどたつと、ヒゲがつながった状態に。 30歳頃のヒゲ脱毛前の青木さん。「朝剃っても夕方にはこうなってました(笑)」。

(右)30歳頃のヒゲ脱毛前の青木さん。「朝剃っても夕方にはこうなってました(笑)」。
(左)ヒゲ剃り後に3日ほどたつと、ヒゲがつながった状態に。


――これから脱毛を始めようと考えている人に、何かアドバイスはありますか?

青木 個人的には30歳から35歳の間に開始することをおすすめします。僕自身、30歳で突然ヒゲが濃くなった経験がありますし、逆に年を重ねて白髪が交じるようになるとレーザーの効果が弱まります。お金にも余裕が生まれる年頃でしょうから、この年齢がちょうどいいんじゃないでしょうか。部位については、単純に自分が気になるところから始めるのがいちばんです。極端に言えば、足指や足背(甲部分)の毛が濃くて気にしている方だったら、そこだけでも大丈夫です。ただし、どこをやるにせよ根気はいります。僕の場合、今Oラインの脱毛で7、8回通っていますがまだ終わっていません。毛の濃さなど個人差はあると思いますが、本当にツルツルになったなって実感を得るには2桁の回数は通う必要があるかもしれません。

――脱毛することで、身体への美意識に何か変化はありましたか?

青木 それは特になかったですね。自分の身体を鏡で見る時間は増えましたが、身体を大切にするという観点からなので…。脱毛やトレーニングした身体を誰かに見せつけたいとも思わないですし(笑)。変化があるとしたら、やっぱり「毛」に対する意識でしょうか。自分が必要だと感じる毛は今まで以上にケアするようになりましたし、逆にVラインやOラインの毛に関しては、これまでそれがあったことでいかにムレを発生させたり、汚れを助長していたのかってマイナスの側面を実感します。本当に必要ない毛でしたね。

――では、脱毛にはまったくデメリットがないってことですか?

青木 デメリットととらえるかは考えようですが、お金、時間、痛みは負担することになります。僕も相当のお金をかけています。ただ時間については毎日シェービングの時間が圧倒的に減ったので、人生トータルで考えたら回収できている。痛みについても、中には耐えられなくて途中離脱する方もいるそうですが、痛みを和らげるための表面麻酔や笑気麻酔を選択できるクリニックを選ぶという手段もあります。ちなみに、口まわりはほとんどの方にとって痛い箇所です。中でも僕がいちばん痛かったのは人中(鼻と口の間にある縦の溝)。人中にレーザーを当てると前歯にまで熱を感じますし、麻酔で意識がボーッとしていても一発で目が覚めます(笑)。次に痛かったのは、やはりVラインでしょうか。僕は痛いところは先にすませたい派で、レーザーを当てるテンポも早めが好みです。自分が続けられるペースやテンポを見つけることも実は大事なポイントかもしれません。

――ちなみにエステ脱毛ではなく医療脱毛に踏み切ったのはなぜだったんですか?

青木 ヒャダインさんからの紹介ではありましたが、もともとせっかくやるからには効果が高いものを選びたかったので。逆に「痛みが少ない」を売りにしているお店に対しては少し懐疑的に見てしまう部分があり…。脱毛は痛みを伴うものだし、痛みの先に「光」があります。まあ、さんざん痛い痛いと言っていますが、脱毛の痛みは瞬間的であって後を引くようなものではないので安心してください(笑)。

――青木さんが脱毛し始めた7年前に比べて、脱毛の価値観は大きく変化したように感じますが、ご自身ではどうとらえていますか?

青木 当時、僕のヒゲを面白がっていた先輩方も今では脱毛を始めていたり、また、僕の脱毛についてのYouTube配信に対して、介護事業に従事されている方から「Oラインに毛がある人とない人では介助の手間がまったく違う」とコメントをいただいたことがあります。男性の間でも脱毛がすっかり浸透しましたよね。おかげで予約が取りづらくなりました(笑)。


PROFILE

青木源太
1983年愛知県生まれ。元日本テレビアナウンサー。2020年にフリー転身、幅広く活躍中。YouTubeチャンネル「源チューブ」では美容やジャニーズ関連のほか多くの情報を発信。



Photos:Teppei Hoshida
Interview&Text:Keisuke Honda
Illustration:Yu Mashiko