2026.08.30
最終更新日:2026.08.30

俳優・和田正人が語る「娘に好かれる父の美容」

「家族のために美容クリニックへ足を運んだ」というSNSの投稿が注目を集めている俳優の和田正人さん。和田さんが考える美容は、大人が心地よく進化するためのヒントがあふれていた。

家族への思いから始めた美容で、進化も、深化もした

和田正人と娘
シャツ¥30,800/nanamica(ナナミカ 代官山) パンツ¥26,400/THE NORTH FACE Purple Label(ナナミカ マウンテン) その他/スタイリスト私物

父になり年を重ねることへの
考え方が変化し始めた

「娘に嫌われない努力が必要なんだぜw」というテキストとともに、美容クリニックへ行ったことを知らせるInstagramの投稿が話題になった俳優の和田正人さん。プライベートでは、二児の父でもある。

「こんなに反響があると思っていなくて自分がいちばん驚いています(笑)。美容にきちんと向き合い始めたのも最近ですが、美容クリニックに行ったのは投稿をしたときが初めて。実は脱毛をしようと思い相談に…」

このポストに至ったわけは?

「若く見られることがイヤで、これまでは“老けて見られたい”と思っていたんですね。シミもシワも白髪も、俳優という職業なら味になると思っているし、年齢に見合う役柄をやりたいですし。童顔なので老けて見られたいと事務所の社長に相談したこともあるほど。子どもが生まれた40歳のときに初めて父親役を演じて、肌の質感など風貌や雰囲気が理想に近づいてきたのかなと俳優・和田正人としてはうれしかった。その反面、父・和田正人として日々子育てをしていく中で“もう少しきれいでいてもいいかも、老けることに抗ってみてもいいかも”という気持ちが芽生えてきたんですよね。俳優として深みのある外見でいたいという気持ちは変わりませんが、父としてもかっこよくありたいという比重が少しずつ増えていったんです」

まさに今年から美容について視野を広げ始めたという和田さん。

「2年前、たまたま食事をしていたお店で『APOLLO BEAUTY CLINIC』の鬼沢(正道)先生に出会い意気投合。かっこよさへの気持ちの変化もあり、今年1月についに伺いました。その少し前には初めて白髪染めもしたんです。帰ったら妻に“いいじゃん!”と喜んでもらえて。妻の笑顔はやっぱりうれしいですし、老け見え要素をなくすのは悪いことばかりじゃないのかもって思いましたね」

和田正人

見た目以上に“気持ち”が
老けることは避けたい

子育てを始めてみて、普段の服装や意識にも変化があったそう。

「モノトーンばかりだったシックな私服も色や柄を取り入れてカジュアルにシフト。子どもの送り迎えをすると、ほかの親御さんのフレッシュさが印象的ですし、わが子にも『うちのパパ、イケてる』って思われたい。理想を言えば、子どもの友達や保護者の方、先生にも思われたいですね(笑)。肌や髪の手入れをきっかけに見た目への意識も変わりました。
乾燥肌で、長年化粧水と乳液のスキンケアだけは続けてきました。とはいえ、日焼け止めを塗りだしたのもここ最近で、ゴルフをするときくらい。美容について無頓着だったのに、『美容っていいものなのかも』と思ってからはさまざまな美容アイテムに目が留まり、美容クリニックでのケアも気になるようになりました。自分と縁がないと思っていたことが身近になるなんて、面白いですよね」

今後、どのように美容と向き合い、年を重ねていきたいかを聞いた。

「年齢を重ねると、自分の中でのルールやこだわりが固まり、どうしてもそこにはまらないものはスルーしてしまうことが増えますよね。大人の男性なら、特に美容に対してそうなのでは。でも“やってもいないことを否定する”ことが老化につながるのではないかと僕は思っていて。読書や運動などと同じように自分を磨くための一環として美容にチャレンジしたいな、と自身の体験を踏まえて実感しています。これからも、おすすめされた美容アイテム、気になったケア方法などは、マイペースに取り入れていきたいですね。
今は俳優としては“アジ”だと思っているシミが、父としては気になりだして、それぞれの気持ちが格闘中(笑)。頰ずりすると痛いと子どもに言われるヒゲは、俳優として譲れないのでヒゲ脱毛は保留中ですが…。俳優として、父として、バランスよく美容と向き合っていきたいです」

和田正人の美をつくる6カテゴリー9つのアイテム

チャレンジするけど、無理はしすぎない。和田さんの好奇心と探究心が光る愛用品ラインナップを紹介。
※すべて本人私物

01|(右)BULK HOMMEのTHE REPAIR LOTION(左)BULK HOMMEのTHE EMULSION

(右)BULK HOMMEのTHE REPAIR LOTION(左)BULK HOMMEのTHE EMULSION

「基本的なスキンケアはプレゼントでもらって以来使っている『バルクオム』の化粧水&乳液。『無印良品』のアイテムも愛用中で気分で使い分けを」(和田さん、以下同)

02|Panasonicのバイタリフト RF EX

Panasonicのバイタリフト RF EX

「初美顔器は事務所社長からのプレゼント。美容に興味をもったら、顔の左右差や目元の小ジワも気になるようになって使うように。片手で使える手軽な設計がいい」

03|(右)ARIMINO Menのフリーズキープ グリース(左)IRIYA COSMETICSのスパイキー スタイリングスプレー ウルトラハード

(右)ARIMINO Menのフリーズキープ グリース(左)IRIYA COSMETICSのスパイキー スタイリングスプレー ウルトラハード

「仕上げたヘアが崩れるのがイヤで『IRIYA COSMETICS』のスプレーを20年近く愛用中。『ARIMINO Men』のグリースは適度なホールド力がよくプライベートで活躍」

04|LINKAのクリスタルミスト(保湿用エアミスト)

LINKAのクリスタルミスト(保湿用エアミスト)

「化粧水を細かいミスト状にして吹きつけられるエアブラシ。妻とシェアしていますが、こんなアイテムを使っている自分もいいじゃん(笑)、と思わせてくれる一品!」

05|(右)SALONIAのストレートヘアアイロン(左)AIVILのDHセラミックアイロン

(右)SALONIAのストレートヘアアイロン(左)AIVILのDHセラミックアイロン

「『AIVIL』のカールアイロンで髪全体にカールをつけて『SALONIA』のストレートアイロンで毛流れや動きを調整。この二つがあればウェーブヘアも約30分で完成します」

06|BRAUNのバリカン/ヒゲトリマー BT7240

BRAUNのバリカン/ヒゲトリマー BT7240

「4種類のアタッチメント付きで、ヒゲも髪もミリ単位で手入れができる優れもの。何年も愛用しているバディのような存在で、特に地方ロケには欠かせないアイテム」

俳優としてのこだわりと父としての清潔感を両立

普段使っている美容アイテムについて聞くと、これらにも俳優&父としての和田さんの思い入れが感じられた。

「髪に関して、特にヘアスタイリングにはこだわりがあります。ドラマなど映像作品の撮影では、髪型はヘアメイクさんにお願いせず、自分で仕上げるんです。もう10年くらいはそうしていますね。僕が演じる、その役自身の生活ではきっと本人がやるよな、と思って。コテやストレートアイロン(05)を駆使して自宅で仕上げてから現場へ行きます。スタイリング剤(03)は、仕事とプライベートで使い分け、ちょっとしたヘアカットはトリマー(06)を使い自分で整えることも。いつもお願いしている美容師さんには怒られますけど(笑)。
一方でスキンケアについてはいろいろと挑戦中。美顔器(02)は、僕にとっての最初の美容ガジェット。事務所の社長が3〜4年前の誕生日にプレゼントしてくれたもので、いただいたときはそこまで美容に関心がなかったのですが最近使うようになりました。化粧水を吹きつけるミスト(04)は、ペンのような持ち手部分についているカップに化粧水を入れて吹きつけると、超微細なミストになって気持ちいいんです! 妻も使えるし重宝しています。化粧水と乳液(01)はあまり高価なものだと気後れしちゃうので手に入りやすいものを。自分に合うものを探りながらスキンケアの奥行きを広げたいですね」

美容クリニックでのメンテナンスに密着

SNSでも投稿していたクリニックでの施術の様子を見せてもらった!

院長によるカウンセリング
院長によるカウンセリングと、この日の施術についての説明を真剣な表情で聞く。

和田さんが訪れたのは東京・原宿にある美容クリニック「APOLLO BEAUTY CLINIC」。鬼沢正道院長に「学生時代から毛穴の角栓が気になっていて」と相談。鬼沢院長の丁寧なカウンセリングにより、今回行う施術は、肌にやさしい「ハイドラフェイシャル」という水流を利用したピーリング(肌表面の余分な角質などをオフする治療)に決定した。

高性能肌診断器「VISIA」の装置で撮影中
高機能カメラで肌を撮影&分析する高性能肌診断器「VISIA」の装置で撮影中。「どんな結果が出るか緊張するな〜」と和田さん。

まずは現状を詳細に把握すべく、高性能肌診断器「VISIA」で撮影&解析。専用の装置に顔を設置して撮影すると、数分で解析結果が出る。

肌状態は項目ごとに写真&数値が一覧で見られる
肌状態は項目ごとに写真&数値が一覧で見られる。

シミ(目に見えない未来のシミまで!)の数、シワの本数、毛穴の大きさや深さなどさまざまな項目が可視化、数値化され、特に和田さんが気になっている毛穴については「やや開き気味。ニキビの原因にもなるポルフィリンが鼻まわりに多いですね」(鬼沢院長)とのこと。「毛穴の開き…ね。気になってました。でも具体的に状況を知れたことでどうしたらいいかの指針になるので、やる気が出ます」と和田さん。肌年齢は実年齢よりも2歳若い44歳と判明。

施術は専用の機械を使い約15分で完了
施術は専用の機械を使い約15分で完了。「掃除機で吸われているみたい」(和田さん)。

「ハイドラフェイシャル」は高いスキルをもつスタッフにより手際よく進められる。水流を使い、①肌表面の角質を軟化し汚れを浮かせ、②皮脂や汚れを吸引、③美容成分を補給する3ステップで完了。

施術後、吸引した角質や汚れはライトアップして見せてくれる
施術後、吸引した角質や汚れはライトアップして見せてくれる。ごっそり取れて達成感が得られる。

「肌を吸われている感じが不思議だけど痛くないし、マッサージされている感覚ですかね」とリラックスした表情の和田さん。施術により取れた汚れを見ると「こんなに⁉」と目を丸くし驚愕。スキンケア後にはその場にいた全員が「顔が明るくなってる!」と声を上げるほどビフォーアフターの変化はわかりやすい。

ブライトニング
ブライトニング、肌を落ち着かせる効果が期待できるスキンケア、日焼け止めを塗り完了。

「その後のスキンケアが肌に馴染んでいってるのがわかる感じがしたし、自分の肌とは思えないほどスベスベになりました。ハリすら感じます!」と即効性への驚きと感動でテンションも最高潮。

鏡を見ながら驚きを隠せない和田正人
「赤ちゃんの肌みたいじゃない?」と鏡を見ながら驚きを隠せない。

「24時間365日、美容に向き合うのは難しいけど、始めるきっかけとして美容クリニックに相談するのは、ご褒美的な感覚で大人にこそいいのかもしれないですね。すごく調子がよくなった自分を、帰宅して家族に見せるのが楽しみです(笑)」。

APOLLO BEAUTY CLINIC

東京都渋谷区神宮前2-18-15 ワンエイスビル2階
TEL:03-6812-9727
公式サイト
和田さんが受けた施術は「ハイドラフェイシャル 全顔」¥13,200。インテリアもおしゃれで、男性でも入りやすい雰囲気だ。

和田正人

1979年高知県生まれ。2004年俳優として活動開始。近年の出演作は大河ドラマ『豊臣兄弟!』『田鎖ブラザーズ』など。9月からは舞台『リア王 -King Lear-』も控える。大学時代には箱根駅伝に2度も出場する本気のアスリートな一面も。妻は俳優でタレントの吉木りささん。

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