韓国抽象美術の巨匠と生み出した特別な香り
韓国発のフレグランス&ビューティーブランド「kuoca(クオカ)」が、韓国近代抽象美術の先駆者として知られる画家、劉永国(ユ・ヨングク)とのコラボレーションによる限定フレグランスコレクションを発表した。
本コラボレーションは、ソウル・西村(ソチョン)にオープンした新たなフラッグシップストアのローンチに合わせて実現。劉永国が生涯にわたって描き続けた「山」をテーマに、その芸術世界を香りとして再解釈している。
1916年生まれの劉永国は、韓国の自然への敬意を鮮やかな色彩と大胆な抽象表現で描いた画家だ。作品に繰り返し登場する「山」は、故郷である蔚珍(ウルチン)の記憶であると同時に、自身の内面を映し出すモチーフでもあった。
クオカは、その創作への姿勢に着目。ひとつの香りを丁寧に組み立てるブランドの哲学と、劉永国が貫いた創作への信念が重なったことから今回の協業が実現した。
“内なる山”を表現した限定フレグランス
コレクションの中心となるのは、エクストレ ドゥ パルファン「MOUNTAIN WITHIN」。澄んだ空気を思わせるアルデヒドに、ラズベリーのみずみずしい香りが重なり、インセンスの煙が静かに広がる。ラストにはオリスとシダーウッドが深みを加え、山の奥深くに分け入るような余韻を残す。劉永国が描いた山の力強さと静けさを、一つの香りとして表現した。
あわせて登場するのが、劉永国の作品『Work 1967』『Work 1968』をモチーフにしたフレグランスタグ。三角形のフォルムは、彼が繰り返し描いた山を想起させるデザイン。香水と同じ香りを楽しめるため、クローゼットやバッグ、車内などに取り入れるのもおすすめだ。
香りとアートが交差する体験
現在、ソウル市立美術館で開催中の展覧会「Yoo Youngkuk: A Mountain Within Me」では、会場内にディフューザーを設置。来場者は作品を鑑賞しながら、今回のコラボレーションの香りも体験できる。
香りをまとうだけでなく、空間やアートとともに味わう。クオカらしいアプローチによって生まれた今回の限定コレクションは、フレグランスの新たな楽しみ方を提示している。
日本では2026年7月より、百貨店やセレクトショップ、日本公式オンラインストアで順次販売を開始予定。それに先駆けて訪れたいのが、ソウル・西村(ソチョン)のフラッグシップストアだ。ブランドの世界観をより深く体感できる空間となっているので、韓国・ソウルを訪れる際は立ち寄ってみてほしい。
kuoca Seochon Flagship Store
住所:15, Hyoja-ro, Jongno-gu, Seoul, Republic of Korea
[問い合わせ]
インテルコスメシ・ジャパン TEL:03-6625-4293