10月某日、都内某所のダークルームに、格調高いスーツを身にまとったファッションプロ5名が集結。時計に精通するライター髙村将司がホストとなり、超高級時計の傑作7本と向き合い、語り下ろす。いつものフェスの派手さはなくとも、緊張感は最高潮。過去一静かで熱いフェスが幕を開ける。
東京、淡路島、ソウルなどに直営店を構える。業界随一の時計好きとして知られる。愛用時計はパテック フィリップのカラトラバなど。
ショップ「ブティック」の運営やブランド「ファウンダ」を手がけるなど活動は多岐にわたる。サントス ドゥ カルティエを愛用。
東麻布にある自身のギャラリーではキュレーターも務める。ファッションだけでなく時計やクルマにも精通。愛用時計はピアジェ。
ファッションブランドのPRと同時に、インテリアやアートなど多方面で活躍。愛用時計はパシャ ドゥ カルティエなど多数。
本誌ほか多くのファッション誌、広告で活躍中。ヴィンテージの知識も豊富。サントス ドゥ カルティエのブレスレットが最近のお気に入り。
PATEK PHILIPPE|CUBITUS
¥12,270,000
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:18KRG
ケース径:40㎜(10-4時位置)
昨年、ブランドでは25年ぶりの新コレクションとして話題となった「CUBITUS」に今年、小径の40㎜サイズが登場。ケース厚も8.5㎜と薄型化。18KRGモデルには、ブラウンソレイユ・ダイヤルを装備。革新的な時計作りを続ける名門の気概があふれる。/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
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ブレない姿勢も垣間見えるモダンなデザインですね。小径角形時計好きな自分にとってストライクゾーン。RGとブラウンの配色が、今日の茶系スーツにもぴったり。ブレないプロダクトに惹かれる自分としては、モダンながらもどこかクラシカルな佇まいが魅力です。(金子)
時計を知り尽くしたデザイン。角金時計という定型的なフォーマットでも新たな一面を提示してくれる。技術の素晴らしさも伝わるし、パテックがこれを世に出してくれることに、物を作る者としてうれしさも感じます。(佐藤)
普段から「カラトラバ」や「ノーチラス」を愛用している自分にとっても刺激的な角形デザイン。この形状をRGケースとブラウンダイヤルの配色でエレガントにまとめている点は、さすがのセンスを感じました。(西野)
経年変化を楽しみたいですね。今は、直線が際立つスポーティエレガントなモデルですが、10年くらい使い込んで、小傷がついてきてもさらに味わい深くなりそう。ブレスも美しいので、アクセサリーとしても魅力的。(池田)
パテック フィリップの新たな一面を見せてくれた時計。自分が所有する「ノーチラス」よりもシャープで刺激的なビジュアルです。小径ケースと安心感のある配色は、カジュアル使いも意識したものでしょうか。(水澗)