10月某日、都内某所のダークルームに、格調高いスーツを身にまとったファッションプロ5名が集結。時計に精通するライター髙村将司がホストとなり、超高級時計の傑作7本と向き合い、語り下ろす。いつものフェスの派手さはなくとも、緊張感は最高潮。過去一静かで熱いフェスが幕を開ける。
東京、淡路島、ソウルなどに直営店を構える。業界随一の時計好きとして知られる。愛用時計はパテック フィリップのカラトラバなど。
ショップ「ブティック」の運営やブランド「ファウンダ」を手がけるなど活動は多岐にわたる。サントス ドゥ カルティエを愛用。
東麻布にある自身のギャラリーではキュレーターも務める。ファッションだけでなく時計やクルマにも精通。愛用時計はピアジェ。
ファッションブランドのPRと同時に、インテリアやアートなど多方面で活躍。愛用時計はパシャ ドゥ カルティエなど多数。
本誌ほか多くのファッション誌、広告で活躍中。ヴィンテージの知識も豊富。サントス ドゥ カルティエのブレスレットが最近のお気に入り。
AUDEMARS PIGUET｜CODE 11.59 BY AUDEMARS PIGUET STARWHEEL
¥8,580,000
ムーブメント：自動巻き
ケース素材：18KPG×ブラックセラミック
ケース径：41㎜
矢印のついた3枚のディスクが自身で時間を示しながら、10時から2時位置の半円状の目盛りで分を示す技法が個性的。スターホイールと呼ぶこの機構は、ブランドが1991年に時計史に再登場させたものだ。テキスタイル調のラバー加工のストラップが、艶やかな黒×金のボディに抜け感を演出。／オーデマ ピゲ（オーデマ ピゲ ジャパン）
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次世代機で表す“究極の遊び心”に惹かれます。新世代を担う“CODE”コレクションに、イラストレーターが手がけたというポップな表示を与えて、存分に遊んでいる。テキスタイル調のストラップも軽妙ですし、ブランドの底力を感じます。（佐藤）
ひと言で言うと“おもろい時計”。初見で読み取れない文字盤の機構や、ミドルケースを挟んだ立体構造がそう。沼にハマると、一見わかりにくいようなことにこだわりたくなる点は、ファッションにも通じます。（金子）
「ロイヤル オーク」を本命とする僕が興味をひかれるのは、あのベゼルの“八角形”をミドルケースに挟み込んだ点。時刻表示も前衛的で、ファッションを突き詰めた結果、最終的にここに辿り着くのも面白そうです。（西野）
機能が限られた腕時計では、予想外なデザインは出てきづらい。そんな中で歴史ある独自機構を斬新なデザインで再現した本作は面白い。小径が流行する中、インパクトある41㎜径はいいハズシになりそう。（池田）
アーティストのウーゴ・ガットーニによるスターホイールや、ミドルケースを挟み込んだデザインが挑戦的。語れるポイントが多い時計です。難しいでしょうが、もう少し小さかったらなお自分好みでした（笑）。（水澗）
