1881年の創業以来、「常に時代の一歩先を行く」という信念をもって、145年にわたって日本に正確な時間を伝えてきたセイコー。その思いはセイコーを代表する4つのブランドにも受け継がれている。創業145周年を記念する今回のモデルは、セイコーが日本の時計史の中で打ち立ててきた数々の“金字塔”になぞらえゴールドカラーを印象的に使用しており、特別な節目を祝う。
King Seiko
東京生まれ、東京育ちのモダンウオッチ
1961年にデビューした「キングセイコー」は、セイコーの腕時計製造工場「第二精工舎」の亀戸工場で誕生。東京生まれのブランドらしいモダンで風格のあるデザインを追い求めており、そこで培われた技術を生かしたモデルが人気を集めた。
その後、残念ながら1970年代にブランドは休眠状態となったが、2022年に現代的なエッセンスを加えた新生キングセイコーとして再始動を果たした。
セイコー創業145周年を記念して登場した「KS1969 限定モデル」は、1969年に発売された「45KCM」の柔らかなケースデザインを継承する。磨き上げられた滑らかな局面ケースは、9.9㎜という薄型設計。そのケースから繋がるようにデザインされたブレスレットは、ポリッシュと筋目仕上げによってメリハリある輝きをつくる。そして、12時位置のインデックスには矢羽根状のカットを施すなど、ディテールへのこだわりも深い。
柔らかな中にも確かな存在感があるので、優しい色合いのコーディネートの中でしっかりと個性を表現してくれるだろう。決して大きな声で主張はしない。しかし歴史の重みを感じることができるのが、キングセイコーの魅力だ。
セイコー創業145周年記念<キングセイコー> KS1969 限定モデル
Prospex
ツールウオッチの歴史を継承する
腕時計には、自分を華やかに装うためのドレスウオッチと特定の目的のために製造されたツールウオッチの二種がある。セイコーでは1965年に日本初のダイバーズウオッチを発売し、またスポーツ大会の公式計時のための高精度ストップウオッチを手掛けるなど、プロフェッショナルのための“道具”を製作してきた歴史がある。
こういったツールウオッチは過酷な現場で使われるため、精度や耐衝撃性能に信頼感が求められる。その高い品質やデザインを、現代へと継承したのが「プロスペックス」だ。
セイコー創業145周年記念モデルとなる「スピードタイマー メカニカルクロノグラフ 限定モデル」は、1969年に誕生した世界初の垂直クラッチ式自動巻クロノグラフ「スピ-ドタイマー」のDNAを引き継いだモデルで、キノコ型プッシュボタンなどでレトロな雰囲気を演出。セイコー創業145周年記念モデルの特徴であるゴールドカラーの差し色は、針とインデックスに取り入れ、ダイヤルには傑作懐中時計に用いられた精緻な彫り模様をイメージした型打ちパターンを採用している。
多くのツールウオッチを製作し、プロフェッショナルから信頼され、愛されてきたプロスペックス。華やかなカラーニットと合わせて、その最新と歴史の両方を楽しみたい。
セイコー創業145周年記念<セイコー プロスペックス> スピードタイマー メカニカルクロノグラフ 限定モデル
Astron
セイコーの先進性を表現する
「アストロン」という名は、セイコーにとって特別な意味がある。その始まりは1969年に誕生した、世界初のクオーツウオッチである「クオーツ アストロン」だ。
そしてその革新性や先進性を表現するために、2012年に再びこの「アストロン」の名が、世界初のGPSソーラーウオッチとして復活した。
GPS衛星が発信する電波を解析して、世界のあらゆる場所で正確な現在地の時刻へと自動修正する高性能ウオッチは、腕時計の精度追及の歴史に新しい章を加えるものだ。
「Nexter GPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ 限定モデル」は、アストロンの中でも洗練されたデザインを持つ「Nexter」シリーズに属しており、クロノグラフや永久カレンダー、38タイムゾーンに対応したワールドタイムや視認性に優れるデュアルタイム表示など実用機能を数多く搭載する。
限定モデルは、ブラック×ゴールドカラーの色気ある配色が特徴。さらに、ダイヤルには微細な凹凸で質感を高めたアスファルト調のダイヤルパターンを採用し、硬質で無骨な世界をつくる。さらにダイヤル外縁部に入るUTC(世界協定時)表記の1と4と5の数字のみをゴールドにして、145周年記念モデルであることをさりげなく表現した。
モノトーンのスタイリングに合わせると、その精悍なる個性がより引き立つだろう。
セイコー創業145周年記念<セイコー アストロン> Nexter GPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ 限定モデル
Presage
歴史と伝統をその腕に
セイコーでは、伝統的に端正なドレスウオッチを得意としてきた。しかもケースの造作やダイヤルの表現で日本の美意識を投影させており、それがセイコーの世界的な人気へと結びついた。しかもセイコーでは、そこに機能性や精度といった実用的な性能も加えることで、「用の美」と呼ばれる日本人特有の美の琴線を刺激する。
端正なドレスウオッチブランド「プレザージュ」は、そうしたセイコーのエレガントな伝統を表現するブランドである。コンセプトは「日本の美をしなやかに纏う」。セイコー製のムーブメントを搭載し、ケースのデザインや仕上げなどで優しく、そして美しい世界を作り上げる。
「クラシックシリーズ クラフツマンシップ 琺瑯ダイヤル 限定モデル」は、かつて製造されていた懐中時計「タイムキーパー17型」からインスピレーションを受けたもの。この腕時計で使用されたローマ数字のインデックスやコロンとした玉ねぎ型のりゅうず、そして職人の手仕事で製造される白い琺瑯製のダイヤルや針のデザインなどを、限定モデルに巧みに取り入れている。
ケースの直径は35㎜、厚さは12.3㎜とコンパクトで、カレンダーも非搭載。ストラップを引き通し式にすることで、さらにレトロな雰囲気を強める。シャツやアウターの袖口から見えるだけで、セイコーの長い歴史の重みを感じさせる腕時計だ。
セイコー創業145周年記念<セイコー プレザージュ> クラシックシリーズ クラフツマンシップ 琺瑯ダイヤル 限定モデル
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