ブランドの起源をたどる
2026年5月6日(水)から5月12日(火)、イタリア・フィレンツェで始まり、世界を巡回してきたPANERAI(パネライ)の展覧会「The Depths of Time 時の深淵」が、伊勢丹新宿店で開催。会場では、1910年代にイタリア海軍のための機器開発からスタートしたブランドの歩みを起点に、民間向け時計ブランドへと転じた転換点までを追体験できる構成となっている。
これまで公開されてこなかったアーカイブ資料も多数登場。パネライ家とイタリア海軍の書簡や歴史的写真、さらにはコンパスや深度計といった計器類も並ぶ。暗所での視認を可能にする発光技術や、水中での使用を前提とした構造など、ブランドを支えてきた技術の背景を具体的に知ることができるのも本展覧会の魅力だ。
軍事機密から、一般へ
1993年、長らく軍事機密とされてきた技術が公開され、パネライは初めて一般市場に向けたモデルを発表。この出来事が、現在のブランド像へとつながる大きな転機となった。展覧会では、その象徴ともいえる初期モデルや関連資料も紹介される。
展示の終盤では、2026年に発表された最新のルミノールコレクションも登場。過去から積み重ねてきた技術とデザインが、どのように現在へと引き継がれているのかを確認できる。歴史と現在が交差するこの機会、ぜひ足を運びたい。
「The Depths of Time 時の深淵」
会期:2026年5月6日(水)~5月12日(火)
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ(東京都新宿区新宿3-14-1)
TEL:03-3352-1111(大代表)