重なり合う曲線美が印象的なモードスニーカー

「クリエイターのためのフットウェア」をコンセプトに、スポーツブランドとは異なるアプローチで名品を生み出す日本のシューズブランド。都市での日常に求められる機能性を近未来的なデザインに落とし込み、文化や環境と繋がるストーリーを融合。デザインはもちろん、靴としての完成度も高く、日本の職人たちの手仕事によって、日本人の足に合う木型、天然コルク製の中底を採用し、革靴と同じ吊り込み製法でつくられている。
英国の建築家の故・ザハ・ハディド氏が手がけた幻の東京オリンピック新国立競技場案から着想したモデルとして有名な「ザ カーブ1」は、ブランドのファーストスニーカーとして2020年に登場したフラッグシップモデル。アッパーは環境に配慮されたEcco Leather社のレザーと通気性に優れた機能素材を中心に構成され、ソールにはVibram Rollingait Systemを採用。アップデードを繰り返し、着脱しやすく、履き心地もより快適に進化している。ホワイトはワントーンながら複数の素材ならではの、独特の立体感が魅力だ。
OAO サポートセンター support@oaofootwear.com
Photos:Naoki Seo
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
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