大胆なデザインと重みが目を惹く

最初にモニカ・カステリオーニというブランドを知ったのは、試着フェスの時だった。ある参加者の方がつけていて気になり、聞いて教えてもらった。試着フェスは編集部側も新たな出会いがあって楽しい。
日本だと福岡に店舗があるが、休暇でイタリアへ行ったのでせっかくならと本拠地であるミラノの店舗で購入。接客も素晴らしく、希望を伝えて迷いながら選ぶのは至福のときだった。素材はブロンズで中抜きしていないので重さもあるが、それも存在感があっていい。手が大きくて関節も太い私でもそれが気にならない大胆なデザインなので、男性にも合うはず。
買い物のあとにモニカ・カステリオーニの父である、インテリアデザイナーのアキッレ・カステリオーニのスタジオツアーに参加。どこかユーモラスで温かみのあるそのデザインは、モニカのリングとも共通する要素を感じた。ツアーガイドをしてくれたのはアキッレのもうひとりの娘・ジョヴァンナさん。彼女もモニカ・カステリオーニのリングを複数重ね付けしていて、とても素敵だった。先にここに来ていたら、絶対重ね付けするために大量購入していただろう。はー、危なかった。



副編集長
中島綾子
世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。
Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI
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Editor Shibutsu