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LE LABOUREUR|モールスキンカバーオール
2026.03.20
最終更新日:2026.03.20

LE LABOUREUR|モールスキンカバーオール

編集 西坂和浩

憧れる服が目の前に現れた

エディター私物 ル・ラブルールのカバーオール

春先や秋口に、この手のカバーオールほど万能な服はないと思う。いわゆるシャツアウターよりも丈夫な上着として成立するし、古着でいう“ボロ”であっても、その出自ゆえ、とてもクールに映る。実際にフレンチブルーのカバーオールはこれまで古着で数着買ってきた。ドレッシーな解釈で作られたウールのものも含めれば、5着ほどはあるだろうか。

そんな自分が手を出してこなかったのが、ブラックのモールスキン。ブラックは綺麗なものを着たいので、近年のヴィンテージの高騰は買っていない理由にはならない。思えば、自分の中で「ワークウェア=古着」という前提があって、それは偶然の出会いによるもの、という待ちの姿勢があったのだと思う。だから目の前に現れない限りは、ネットで買えるとわかっていても、食指が動かなかったのだろうと思う。

そんな新品のブラックモールスキンとの出会いが、先日、代官山であった。駅裏にある「ボージェスト」に、ル・ラブルールの新品が入荷していたのだ。聞けばフランス製もそう長くは続かないかもしれないとのこと。師走に買っても主役にはできないとわかっていたが、春の楽しみにと買うことにした。

素朴なつくりは、ワークブランドなのでむしろ結構なのだが、アームホールと身幅が細くて、はじめのうちは着心地が硬い。かといって、洗って乾かして短期間で老け込ませるのもなんかアレなので、まずは冬の家の中で着てみることに。早くも春は待てなかった。

エディター私物 ル・ラブルールのカバーオール
エディター私物 ル・ラブルールのカバーオール
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編集
西坂和浩

クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。

Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI

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