芳醇な革の香りに心が安らぐ
スーツやジャケットに合うレザーバッグを探していた。革製品はだいたい、まずは黒か茶かという話になる。けれど、ある程度フォーマルなものになってくると、靴やベルトと色を合わせたくなって、結局黒も茶もとなることが多い。
とはいえ、どちらにでも合う色があれば、それほど使い勝手のいいモノはないのも事実。それをフェリージで手に入れた。フェリージにはナイロンボディにレザータグ、取っ手にトリコロールのリボンという印象があるが、こちらは、鴨志田康人さんが監修する「Ferraresi(フェラレージ)」という新シリーズ。フェリージの故郷である、イタリアはフェラーラの街並みや雰囲気に着想を得た絶妙な色味と、柔らかいシボ革の相性がよく、このグリーンのほかにもボルドーやトープ、コンクリートグレーなどがある。メッセンジャーやトート、ボンサックなど形も豊富だ。
選んだのはショルダータイプ。普通はパッドが入ったテーラードジャケットにショルダーバッグは避けるが、これはストラップが平たく、作りも良いため気にならなかった。イタリア出張でも持ち歩いたが、口にマグネットが付いているので、身体に沿わせて持ち歩けば安心。おろしたそばから酷使してしまったが、さっそくいい感じの顔になってくれた。
クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI