Editor Shibutsu

UOMOの編集者がリアルで愛用するダウンアイテムとは?【アウトドアブランド編】
2025.12.06
最終更新日:2025.12.06

UOMOの編集者がリアルで愛用するダウンアイテムとは?【アウトドアブランド編】

恒例企画「エディター私物」より、ダウン・中綿アイテムにフィーチャー。UOMO編集部員が愛用するオススメアイテムを紹介する。

つまり、欲しいダウンはすぐ買おうって話

Feathered Friends|Heliosフーデッドダウンジャケット

エディター私物 フェザードフレンズのダウンジャケット

昔はそこらじゅうで売っていたのに、今やどこにも置いてない。明治のカールも近所では消えた。西日本では売られているから、実家に帰るとびっくりするが。そんな「もう普通に買えない」はたくさんあって、90年代に人気だったアメリカンアウトドアブランドはすでに消滅していたり、かなりが日本から撤退してしまった。

「Feeatherd Firend」もそんなブランド。かつては国内代理店がありポピュラーだったが、現在日本で店頭に並ぶことはほぼない。海外通販しようにも黒はすぐサイズ欠けするから、何年も買えずぼんやりサイトを眺めるだけだった。ようやく思い立って夏場のうちにポチったのは3年前だったか。ボリュームのあるダウンは見た目どおりの温かさ、余計なジッパーがなく手の出し入れ自由なポケットが本当に楽。タグにある「Made in Seattle since 1972」の文言も誇らしい。

ちなみに黒のベストも家のどこかにあるはずなのに、なぜか見つけられなかった。まあ気長に出てくるのを待つか。

 エディター私物 フェザードフレンズのダウンジャケット
エディター私物 フェザードフレンズのダウンジャケット
エディター私物 フェザードフレンズのダウンジャケット
山崎貴之プロフィール画像
UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。

袖なしがちょうどイイ

ARC'TERYX VEILANCE|Conduit ダウンベスト

エディター私物 ヴェイランスのダウンベスト

「今年も暖冬らしい」という噂をよく耳にしますが「夏が暑いと冬は逆に寒くなる」という説も根強い…。「いったいどっちなの?」と、毎年頭を抱えてしまいますが、去年の冬に手に入れたこのヴェイランスのConduit ダウンベストは、東京でも、凍えるようなソウル出張の真冬も本当に使えました。上質なヨーロピアングースダウンで、思ったほど厚みは感じないのですが保温性はバッチリ。リップストップナイロンのシェルで強度も安心です。ヴェイランスならではの、ミニマルで美しいシルエットは言わずもがな、ですが。

とにかくこのダウンベスト、着こなしのバリエーションが多彩。インナーダウン的に、オーバーサイズのコートの下に着こむこともできるし、寒さがそれほどでもない日は、薄手のコートの上にレイヤードして+1の防寒対策に。もともと、ブラックの無駄をそいだ見た目なので、テック系の重ね着でもあうし、クラシックなウールのコートなんかにも実は自然と馴染むんです。そして、パンパンにダウンが詰まっている感じもないので、旅の時はコンパクトに折りたたんで楽に持ち運べます。寒暖差が読めない旅先なんかは、一着あると非常に助かります。まさに去年は大活躍だったこのダウンベスト。袖なしがイイと言っておきながら、今年はリデザインされた袖アリのConduit ダウンも買ってしまおうか絶賛、悩み中です。

エディター私物 ヴェイランスのダウンベスト
エディター私物 ヴェイランスのダウンベスト
エディター私物 ヴェイランスのダウンベスト
稲葉翔プロフィール画像
UOMOプリント版編集長
稲葉翔

2025年よりUOMOプリント版編集長。実は以前にも8年間UOMOに在籍していた。好きなモノは古いカメラとサウナ。昔はまわりに「面白い趣味ですね!」と言われ盛り上がることもあったが、最近は世間にこすられ過ぎて「あ~みんな好きっすよね」で話が終わってしまいがち…。

一枚でも、カバンに仕込んでも

THE NORTH FACE |WS Zepher Shell Cardigan

エディター私物 ザ・ノース・フェイスのインナーダウン

数年前の冬、出張やら旅行やらでとにかく韓国に行きまくる時期があった。それまで別の時期には行っていたけれども、周囲に「冗談じゃないくらい寒い」と脅されて、どうしようか迷っていた時に購入したのがこれ。その時はダウンの下に着ようと(本気……笑)購入。

何がいいって表面がゴアテックスのシェルであるところ。一枚でも保温はもちろん風もストップしてくれる。当然防水。故にどんな天候の時も使いやすい。そして、シェル地だからインナーダウン感満載ではないため、アウターとしても普通に着られる。だけど軽いし、コンパクトに折りたためる。冬の寒冷地への旅行の際、これがあるからメインのアウターに迷うこともなくなった。ということで、今年の冬もまたお世話になります。

エディター私物 ザ・ノース・フェイスのインナーダウン
エディター私物 ザ・ノース・フェイスのインナーダウン
エディター私物 ザ・ノース・フェイスのインナーダウン
渡辺真衣プロフィール画像
編集
渡辺真衣

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。

東京の冬はダウンベストで十分

Daiwa Pier39|TECH ALPINE DOWN VEST

エディター私物 ダイワピア39のダウンベスト

冬は圧倒的にダウンジャケット派。だったのですが、近年の暖冬の影響か、通勤時に徒歩時間が長くなったせいか、保温性の高すぎるダウンを着ると蒸れるようになってしまい、去年からダウンベストにシフト。今まではダウンベスト=アメカジというイメージを持っていて着たことすらなかったのですが、初めて購入したダイワピア39のベストは本当に気に入っています。アノニマスでありながらも、外側にも内側にもポケットが多いアウトドアブランドらしいデザインで、秋はアウターとして、冬はインナーとして大活躍。大活躍しすぎて、2年前まで着倒していた水沢ダウンを同期に譲ってしまったため、手持ちのダウンはこれ一着になりました。

思い返せば2024年の年末~2025年のはじめにかけて、スナップ撮影のために連日、表参道の屋外に出ずっぱりでした。隣にいるフォトグラファーと話を合わせて、口では「寒い、寒い」と言っていましたが、このダウンベスト+レザージャケットを着れば十分暖かかった。この春には身幅の広いナイスネスのシェルジャケットも購入したので、これと組み合わせれば冷たい風さえも防げる。もう東京の冬はダウンベストさえあればしのげるな…と思いつつ、もっと寒いエリアに行くことを考えずダウンジャケットを手放した自分の浅はかさを若干悔いています。

エディター私物 ダイワピア39のダウンベスト
エディター私物 ダイワピア39のダウンベスト
エディター私物 ダイワピア39のダウンベスト
堀池 光プロフィール画像
編集
堀池 光

2023年入社の編集部最年少。本誌では『プロゴルファー!HIKARU』としてゴルフ連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。

Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI

Editor Shibutsu

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