いちばん「難しくない」ブーツ
ブーツに感じる「難しさ」。ファッションとして履くブーツって本来すごくカッコいいアイテムなわけです。これがあまりにシュッとしてカッコよすぎる方向に流れると(激しく尖る、妙に捨て寸が長い、ヒール高すぎ等)、途端に気恥ずかしくなるというか。
そういう過剰なかっこよさをマイルドに打ち消して、気負いなく履けるブーツの筆頭が、J.M. WESTONのサイドゴアブーツ #705だと思います。サイドゴアブーツというとビートルズやモッズなんかのロンドンスタイルが想起されますが、フレンチメゾンのJ.M. WESTONらしく、いわゆるレトロっぽさやコスプレ感がうまく中和され、ニュートラルなシューズに仕上がっています。紐のないサイドゴアって要は実用靴で、慣れるとあっという間に脱ぎ履き可能。とはいえ実用一辺倒というわけではなく、継ぎ目のないボックスカーフの一枚革で作られた無駄のないシルエットは、極めてシンプルで美しい。
ちなみに私物の一足は通常のレザーソールではなく、「JMW」の頭文字をパターンに刻んだラバーソール。より気取らず、気を遣わずに履けるブーツとしてラバーソールを選びました。
03-5485-0306
UOMOブランド統括
山崎貴之
ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。
Movie&Photos:Mitsuo Kijim
Stylist:RUI
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Editor Shibutsu