清野とおるさんセレクト at 赤羽駅前露店
『スペアタウン』でお馴染み、マンガ家の清野とおるさんにいただいたメッシュベルト。清野さんとの出会いは、以前メンズノンノ編集部にいたとき。当時、漫画家の大橋裕之さんに「P級スポット調査隊」という連載をお願いしており（現在はUOMOマンガにて「民譚」を絶賛連載中）、赤羽の謎スポットを取材する回で初めてお会いした。それ以来、清野さんのホームグラウンドである赤羽で飲み歩くという会に誘ってもらい、参加している。
その飲み会では清野さんが赤羽で買えるファッションアイテムをプレゼントしてくれるのが恒例行事になっていて、以前は昔ながらの洋品店の店頭にぶら下がっていた、白に赤いボーダーが入ったややタイトめのコットンニットを買ってもらった。表参道、渋谷では絶対に出会えない生きた化石的な一着…。毎回、親戚のおじちゃんのような優しい笑みを浮かべながら買ってくれるのだ。
昨年末は赤羽駅に到着するや駅前の露店まで引っ張られ、「ベルトと財布、どっちが欲しいですか？」という謎の二択を迫られた。「ベルトお願いします！」と答えた結果、プレゼントされたのがこちら。これぞ、赤羽最先端デザイン（？）。オレンジのきかせ方には、レグロンもびっくりでしょう。その日は「次回会う時にはズボン、その次は靴、その次はセカンドバッグを買わせてください」という一言とともに別れた。清野さんスタイリングの「赤羽ファッション」が完成する日が待ち遠しい。
編集
中林龍平
カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ（入稿・校了時、1.5倍増）。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。
Movie：Mitsuo Kijima
Stylist：RUI
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Editor Shibutsu
