襟元がいつまでも初々しい
シャツを選ぶときは、タックインとアウトが両方できる丈の長さやシルエットを重要視することが多い。そうするとゆとりのあるプルオーバーシャツも候補に挙がってくるはずなのに、一度も検討したことがなかった。
このカルのプルオーバーシャツは、そうした佇まいの魅力もさることながら、色は自分が大好きなブラウン系だし、柔らかいリネンというのもツボを刺激してくる（タックインするとどうしても強いシワにはなってしまうが）。
そして襟の前立ての処理が美しく、ボタンをひとつ開けるだけでエレガントな開きが生まれる。ボタンづけのインターバルや、ステッチの処理でシャツの面構えはだいぶ変わってしまうので（クタっとなるのもまた悪くはないけど）、この丁寧さがとてもありがたい。すでに昨秋から着ているけど、今年も春～秋口まで大活躍の予感！
編集
西坂和浩
クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
Movie：Mitsuo Kijima
Stylist：RUI
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Editor Shibutsu
